【#2 柔軟な働き方 @コンチネンタル・ジャパン】 パパ社員への育休インタビュー
コンチネンタル・ジャパンは、社員一人一人が働きやすく感じ、柔軟な働き方を当たり前に感じられるよう、ワークライフバランスを保つことが出来る福利厚生制度を提供しています。
その中の育児休職制度については、当社の女性社員だけではなく男性社員も積極的に活用する事例が増えてきています。先日こちらでご紹介したYuki K.の育休取得に関するストーリーに続き、今回は彼の上司であるTakashi S.の育休取得ストーリーをご紹介します。
Yuki K.の育休取得ストーリーは次のリンクをご参照ください:
(2020年8月下旬現在)
Takashi S./ 油圧制御ブレーキシステム事業部 (Business Unit HBS)
大学院を修了後、国内カーメーカーへ機械設計エンジニアとして入社。数年の実務経験を経て、ベンチャー企業へ転職し、前職での経験をブラッシュアップすると共に、システムおよびソフトウェアエンジニアとしての実務経験も積む。その後、2014年にコンチネンタル・ジャパンへ転職し、油圧制御ブレーキシステム事業部にて勤務を開始。現在は、同事業部にてグループマネジャーとしてエンジニア業務と部下の管理を担当。2020年3月半ばから約1カ月間、育休取得し現在に至る。
*Takashi S.の育休ストーリーは、次のリンクでも紹介されていますので併せてご確認ください:
Q: 育休取得のきっかけを教えてください。
元々私たち夫婦は、子供ができたときは互いに協力し合いながら子育てをすることと決めていました。また、コンチネンタル・ジャパンには育休を取得しやすい環境が整っていて、私が所属している事業部の雰囲気や周囲のサポート体制もしっかりしていましたので、比較的スムーズに育休を取得することが出来たと思っています。ただ、当時の私の職責的なこともあり妻の出産後にすぐ育休取得、というわけにはいかず、そのタイミングについては妻と相談し、妻の産休明けに育休を取得しました。
Q: 育休取得について、上司やチームメンバーからの反応はいかがでしたか?
上司や私のチームメンバーは、私の育休に対して全面的な支援を提供し、私が担当している業務領域の引継ぎについては、他のチームメンバーが買って出てくれたこともあり、私自身安心して育休取得することが出来ました。また、私が所属しているチームは、普段よくやり取りをしている本社機能があるドイツのフランクフルト含めグローバル全体である程度ワークプロセスが統一されていますので、誰かが一時期的に抜けても他のメンバーが穴埋めをできるようになっており、他のチームメンバーへ業務を引継ぐ時はさほど手間取ることはなかったです。
Q: 育休取得に関してご家族の反応はいかがでしたか?
妻との間で育休取得が特別なことという認識がないこともあり、特に妻からの反応はなかったですね。ただ、育休を通して育児自体の大変さと、私自身、育休取得前に妻がやっていた家事への理解を深めることが出来たのは非常に良かったと思っています。
Q: 育休中はどのように過ごされましたか?
家事全般をこなすのに必死でした。今まで、私がやっていた家事といえば掃除や皿洗いぐらいで、それら以外はほとんどやっていなかったので、育休期間中は、料理を覚えることや子供との時間をどう過ごしたほうが良いのかなど、日々の出来事から育児を学ぶために多くの時間を使っていました。当初の一番のチャレンジは子供が懐いてくれないことで、寝かしつけるにはどうしたらよいか、夜泣きへの最適な対処方法は何なのかなどを模索していましたが、慣れもあるでしょうがいつの間にか何とか家事や子供の世話を上手くできるようになっていました。
Q: 仕事復帰された後、上司やチームメンバーの反応はいかがでしたか?
仕事復帰後は、コロナ感染症の影響もあり在宅勤務をしていましたので、上司や私のチームメンバーの反応を直接面と向かってというわけにはいきませんでしたが、オンラインでのやり取りから温かく迎え入れてもらえたことを感じたので、より高いモチベーションをもって仕事を再スタートすることが出来ました。また、先ほどお話し通り私のチームの業務はグローバル全体でワークプロセスがある程度決まっていますので、業務の平準化・標準化ができているおかげで、比較的スムーズに全体的な業務の流れへ戻ることが出来ました。
Q: 育休前と後で仕事上での変化、また、感じられたメリットとデメリットを教えてください
育休後は、家族と仕事とのワークライフバランスを意識するようになりました。また、残業という時間枠を考えて仕事をすることが少なくなり、勤務中のタイムマネジメントへは非常に注意を払い、より集中して仕事へ取り組むようになりました。その変化へ自分を適応させてことは非常に大変でありますが、中・長期的に考えればメリットになると思っています。
また、以前は、業務上私のグループのメンバーが出来ていないことに対しては、マネジャーの私が時間をかけて実務をサポートするという体制だったのですが、今は自分とチーム全体の働き方へ変化をつけるため、メンバーへの仕事の任せ方に気を配るようになりました。彼らが実務経験を通じてレベルアップを図ることができ、上手く業務を遂行できるように指示をすることが多くなりましたね。育休取得により、ワークライフバランスの大切さを感じることができ、仕事への取り組み方も良い方向へ変化させることが出来たと思っています。
Q. 学生の方へメッセージをお願いします。
コンチネンタル・ジャパンは、ワークライフバランスを推進する社風があり、社員に対して柔軟な働き方が出来る福利厚生制度を提供していますので、私は会社と周囲のサポートを得ながら育休取得することが出来ました。また、当社は各社員が自由度と責任感をもってグローバルな仕事をすることができる職場環境があり、私が所属している事業部も国境を越えて仕事を進めていく機会が非常に多くあります。その分、意見や考え方が合わないときは相手を尊重しながらも説得が必要な時もあり、コミュニ―ションが大変だと感じることもありますが、異なる考え方を持った同僚と話し合い、協力し合いながら仕事を進めていくことへの楽しさも感じています。そういった職場環境にて自身の成長を目指していきたいと思っている方々にとっては、コンチネンタル・ジャパンは最適な企業だと思います。
(2020年8月下旬現在)