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【イベントレポート】三菱マテリアル×リケジョカフェ オンライン座談会

20258月、理系女子学生を対象としたオンライン座談会イベントが開催されました。

会社の事業内容や働き方を知るだけでなく、実際に活躍する先輩女性社員のキャリア体験を直接聞ける本イベント。就職活動を控え、「自分の専攻をどう活かせるのか」「理系女子としてどんなキャリアを描けるのか」を考える学生にとって、将来を具体的にイメージできる貴重な機会となりました。

今回は、そのイベントの内容をお届けします。


イベント概要

■開催日時

2025827日(水)13:0015:00

■会場

オンライン(Zoom

■内容

会社紹介

先輩女性社員紹介

先輩女性社員との座談会


会社紹介

イベントは、三菱マテリアルの会社紹介から始まりました。創業150年以上の歴史を持つ三菱マテリアルは、「人と社会と地球のために循環をデザインし、持続可能な社会を実現する」ことを目指す姿として、確かな技術力を通じて幅広い産業を支えています。

三菱マテリアルでは、金属事業カンパニー、高機能製品カンパニー、加工事業カンパニー、再生可能エネルギー事業3つのカンパニーと再生可能エネルギーがそれぞれの領域で事業を行っています。

さらに、手厚い福利厚生や柔軟な働き方の制度も魅力です。産休・育休は女性の取得率が100%、男性も7割を超えており、ライフイベントに応じて安心して働ける環境が整っています。


▼三菱マテリアルについて詳しくはこちらをご覧ください。

三菱マテリアルのキャリア形成の特徴

採用・配属の流れ

三菱マテリアルでは、部門別採用に加えて職種別採用を実施しています。

  • 部門別採用
    「金属事業カンパニー」「高機能製品事業カンパニー」「再生可能エネルギー 事業」といった事業ごとに採用が行われます。

  • 職種別採用
    各カンパニーの中には、技術系、設備/プラントエンジニアリング、システム などの職種があります。学生は自分の専攻や興味に合った職種を選択し、その中から採用・配属が決まります。

配属後は、原則当該カンパニーの中でキャリアを歩むことになりますが、社内公募制度等を活用しながらカンパニー内で異動しながら幅広い経験を積むことも可能です。


他カンパニーへの挑戦

社内公募制度を活用すれば、所属カンパニーを越えて他の事業や職種に挑戦することが可能です。実際に、研究系からDX部門へ、あるいは現場技術から本社企画へとキャリアを広げるケースもあります 。


キャリア支援の仕組み

キャリア形成を支える仕組みとしては、

  • 年に1回の自己申告面談や月1回の1-on-1で、上司に希望を伝えられる機会
  • 転勤一時金制度による転勤支援
  • 2025年導入の役割等級制度により、年齢や勤続年数に関係なく、努力や成果を評価してもらえる制度

が整備されており、自分の希望と会社のニーズをすり合わせながらキャリアを築ける環境になっています 。

このように、三菱マテリアルの特徴は 「専攻を活かしつつ幅広く経験を積める」 ことと、「やる気があればカンパニーを越えて挑戦できる」 柔軟さにあります。


先輩女性社員の紹介

今回参加したのは、入社35年目の先輩女性社員5名です。現在の業務内容とやりがいについて率直に語ってくれました。


Sさん(2023年入社:金属事業カンパニー)
学生時代の学部学科:土木工学、環境地盤工学

現在の業務内容:金属事業カンパニーで生産管理や入出荷管理を担当。入出荷業務を通じて、ものづくりの現場を支えています。

やりがい:製品が生まれ変わる現場に立ち会えることが楽しいです。


Iさん(2023年入社:高機能製品カンパニー)
学生時代の学部学科:材料工学専攻

現在の業務内容:車載用温度センサの設計や試験、異種材料接合術の研究などを行っています。

やりがい:お客様のご要望を聞いて一から製品開発できることにやりがいを感じています。


Uさん(2022年入社:情報システム DX推進部)

学生時代の学部学科:生命医科学部 医情報学科/生命医科学研究科

現在の業務内容:本社DX推進部でデータ分析・システム開発、機械学習モデルを作成し、業務に活用できるシステムの開発を行っています。

やりがい:エンドユーザーと直接会話ができるので、ニーズを一緒に形にできるところです。


Sさん(2022年入社:ものづくりR&D戦略部)

学生時代の学部学科:化学科/理学専攻

現在の業務内容:金属事業E-Scrap分析精度向上のテーマを担当しています。

やりがい:新しいテーマに取り組んでいるため、日々自分で進めていく感覚が新鮮で楽しいです。


Sさん(2021年入社:設備/プラントエンジニアリング)

学生時代の学部学科:工学部マテリアル工学科

現在の業務内容:イノベーションセンターにおける新規設備を設計・導入・工事対応や、建設中のパイロットプラントの機械を担当しています。

やりがい:機器の選定から最終的な工事完了まで対応するので、大きな達成感を味わえます。

専攻分野にとらわれず、多様なフィールドで自分らしく活躍できることが伝わってきました。これまでの理系の学びを、自分のキャリアや社会での役割にどうつなげていくかを考えるヒントになりそうです。


少人数座談会:先輩社員に直接聞ける貴重な機会

座談会は15×3タームの少人数制で行われました。学生は興味のある分野や先輩女性社員の話を選んで参加できる仕組みで、リラックスした雰囲気の中、たくさんの質問が飛び交いました。

先輩女性社員のみなさんも学生が話しやすい空気をつくってくださり、活発な交流の場となりました。ここでは、その一部をご紹介します。


働きやすさについて

「フレックス勤務や時短制度が利用できる」「残業時間も平均14時間程度で、仕事とプライベートを両立できる」といった声がありました。制度が実際に活用されていることが、安心感につながっているようです。


職場の雰囲気と人間関係

「社員同士が相談しやすく、フランクに意見を交換できる」「困ったときに先輩が気軽にサポートしてくれる」といった声が多く挙がりました。穏やかな雰囲気の中で協力し合える環境があることが、安心して働ける理由のひとつとなっています。


海外での挑戦の機会

「入社数年で海外赴任のチャンスを得られることもある」「自ら希望を伝えることで、海外での経験に近づける」といった話もありました。グローバルに挑戦できる可能性が開かれている点は、大きな魅力として伝わってきました。


研修と学びのサポート

「入社後の研修で社会人マナーから専門スキルまでしっかり学べる」「自己啓発のための学習支援制度も整っている」といった体験談も紹介されました。学びながら成長できる仕組みが整っていることが、安心感につながっています。

先輩女性社員の「リサイクルできるものはリサイクルし、物の終わりを正しく終わらせる」という言葉も印象的でした。会社が大切にしている「循環をデザインする」という考え方が、日々の業務や社員の意識に自然に息づいていることが感じられました。


まとめ

今回のオンライン座談会イベントを通じて、学生のみなさんは三菱マテリアルでの働き方やキャリアの広がりを具体的に知ることができました。カンパニーごとの配属制度や働きやすさを支える仕組み、挑戦できる環境、そして先輩女性社員のリアルな声は、理系の学びを社会でどう活かすかを考える大きなヒントになったのではないでしょうか。

リケジョカフェでは、今後も理系女子学生と企業をつなぐイベントをお届けしていきます。ぜひ次回もご期待ください。


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