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アナログ半導体で20年間トップシェア ~TIの社員からみた強み~

TIの最大の強みの一つは優秀な人材です。TIでは、男女ともに自分のキャリアを自分で築くことが可能であり、また人材育成を加速させるため、以下のような3つのキャリアパスがあります。

Higher(マネジメントを目指す):TIの人と組織を育て、変化をリードし、会社業績に大きなインパクトをもたらすキャリアです。

Deeper(専門家を目指す、または専門を極めるなど):新しい技術の開発など、技術的な側面から会社をリードしていくキャリアパスです。技術革新のリーダーとして、ビジネスに貢献し、社員の教育や啓蒙活動などの役割も担います。

Broader(他部門、他職種を経験または多様な経験など):様々な職種を経験し、幅広い視点やスキルを身に着け従来の枠組みにとらわれずビジネスを発展させていきます。

このように当社ではキャリアパスが広がる環境が十分に整っていますので、優秀な人材が長くTIで働き続けるという好循環が生まれ、我々の強みに繋がっているのです。


こうしたキャリアパスを活用して、自ら積極的にキャリアを築いている女性社員から見たTIについてお話を伺いました。


お話を伺った社員の方

村山さん:中途入社。Customer Operations Representativeという職種で製品の受注から納品までのプロセスにおいて、お客様と営業のサポートを行う。

大野さん:中途入社。前職では営業職でキャリアチェンジをして現在日本TIでは営業部門の担当人事をしている。

瀧澤さん:理系出身で学生時代の専攻は物理化学。2019年新卒入社。茨城県の美浦工場にてプロエスエンジニアとして活躍後、現在はキャリアチェンジをして、人事部で採用を担当している。


ーー学生時代の専攻と現在のお仕事内容を教えてください。

村山さん:

学生時代は、法学部で法律の勉強をしていました。今の仕事は、製品の受注から納品までの一連の流れをサポートすることと、既存の顧客との関係生をより強固なものにし、売上げを伸ばしていく仕事をしています。この仕事は事実に基づいて行うものなので、学生時代に鍛えられたロジカルに考えて物事を進めていく力が、今の業務に活きていると思います。


瀧澤さん:

大学時代は物理化学を専攻していました。新卒でプロセスエンジニアとしてTIに入社し、工場で半導体の製造プロセスを改善する業務を担当していました。

大学時代は半導体の知識はほとんどありませんでしたが、研究をする中で自分でデータを取得し、データから考察して次のアクションを考えるという、論理的に考えながら物事を進めていくプロセスは、エンジニアになってからも共通点がありました。

学生時代の研究は半導体とは関わりはありませんが、研究した経験がとても活きました。

現在はBroaderというキャリアパスを利用して、人事部へ異動し採用を担当しています。

このキャリアチェンジを選択したきっかけは、プロセスエンジニアとして働いていた時に、採用業務のお手伝いをしたことです。その時に学生さんとお話をすることがとても楽しくて、結構好きな仕事だと感じました。そこで、社内のキャリアチェンジの制度を利用して、異動することにしました。


ーー女性として働く環境はいかがですか。

瀧澤さん:

工場で機械を操作するモニターの位置が少し高く、手が届きづらいことがありました。工場では、女性社員にヒアリングして環境を改善する活動が行われており、そこで意見を挙げたところ、すぐに高さが調節できるモニター変更なりました。このように、働きやすい環境になるような取り組みが TIでは実施されています。


大野さん:

Salesは理系の学生さんから100%採用しています。理系の男女比でいうとまだまだ女性の割合が少ないため、自然とSalesは男性の方が多い職場になります。

しかし、性別や年齢によって、担当する企業を調整することは全くありませんし、キャリアにおいても平等です。若い内にマネジャーに昇進している女性社員もいます。


ーー社員からみたTIの強みはどのようなところですか。

瀧澤さん:

アナログ半導体は自然界にある音や光などをデジタル化するときに使われます。

例えば電話では、自分の声をデジタル化して、そのデータをまた音に変換することで、音を伝えています。この時に使用されるのが、アナログ半導体になります。

音、光、距離や温度などをデータ化するアナログ半導体の需要は、今後も益々増えていく分野になります。

また、アナログ半導体はデジタル半導体にくらべて、複雑な構造なので、新規参入しづらい分野になります。TIは永年の研究成果により、優れた技術力を持っています。このことが、アナログ半導体の市場において、この20年間トップシェアでいる要因でもあります。


大野さん:

TIは半導体のデパートとも言われており、扱う製品の種類が約8万種と多いことが特徴です。

お客様が新製品を開発する際には、ほとんどのアプリケーションをTIのデバイスで組み立てて作る事ができます。TIに声をかけていただければ、お客様のご要望を実現することができます。これが、TIの強みになります。


ーー外資系と聞くと、数年で様々な会社を経験してキャリアを積むイメージですが実際はどうですか。


外資系のイメージとしては転職が多いと思われているかも知れませんが、TIはちょっと違います。新卒で入社されて定年まで働かれている社員の方も多くいます。

TIは会社にいながら、様々なキャリアを積むことができるキャリアプランがあります。マネジメント方向に行くこともできますし、専門分野を極めることもできます。また、職種を変えて多用な経験を積むこともできます。

自分のキャリアを自分で作ることができる、それが優秀な人材が長くTIで働き続ける理由の一つかもしれません。



実際に働く社員にTIでのキャリアに対する考え方、社員からみたTIの魅力について伺いました。

みなさん、とても楽しそうに自分の仕事やキャリアについてお話をされていたことがとても印象的でした。

性別・年齢・国籍問わず、自分のキャリアを築いていけるフィールドがあるTIでみなさんも一緒に働いて見ませんか。

日本TIは新卒採用・中途採用を行っています。詳しくは採用HPをご覧ください。

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