『管理職を目指す女性社員のスケジュールに密着!自分らしく働ける職場とは?』 ー 国際女性デー特集 #2 ー
先月の3月8日の「国際女性デー」を記念して、エリクソン・ジャパン(以下エリクソン)では国際女性デー企画第一弾として、子育てと仕事に奮闘する女性エンジニア社員の一日を取材した記事を書きましたが、ご覧いただきましたか?(国際女性デー企画第一弾の記事はこちらから)
第二弾の今回は、将来管理職を目指したいと考えるエリクソンの若手女性エンジニアの一日に密着。4月に新年度を迎え、新しい環境で新生活をスタートさせた女性の皆様にぜひご覧いただきたい内容となっています!従業員たちが自分らしくキャリアパスを設計できる環境がどのように整っているのか 、深堀していきます!
サブリーダーとして活躍するチーム内のムードメーカー
今回取材を受けてくださったのは、2021年から中途入社したエリクソンで活躍されている韓国出身のソン・スジさん。
現在は、インテグレーションの自動化システムを構築するエンジニアで、チーム内ではサブリーダーとして活躍されています。明るい性格のスジさん。会社のバーベキュー会などには積極的に参加するという、とても社交的で魅力あふれる方です。
大学時代に日本語専攻で勉強し、大学卒業後に日系企業に就職後、現在のエリクソンに転職されました。日系企業とエリクソンの違いについても経験を織り交ぜながら、インタビューに臨んでくれました!
平日のスケジュールはどんな感じですか?
忙しい朝は朝食としてモーニングコーヒーだけ!昼食も簡単にランチを済ます代わりに夕食は健康を考えて体が温まるお食事を手作りされるそうです。お鍋が多いとのことですが、韓国風にサムゲタンなどを調理することもあれば、和風も作ることもあるそう。インタビューをした日の食事はチーズタッカルビを料理したそうですよ。おいしそうですね!
通常であれば仕事は18時に終了したあとは完全フリー。ジムに行って体を動かす日もあれば、習い事として始めた趣味のドラムを家で練習したり、韓国に住んでいるお友達やご家族に電話して話したりされるそう。韓国と日本は時差がないので 、コミュニケーションも取りやすいのはいいことですね!
(写真:ドラムをたたくスジさん)
エリクソン社内の雰囲気について
社内はフリーアドレスを導入しているため、毎回出社してから空いている席に座るというスジさん。この文化に前職の日系企業とのある大きな違いを感じ非常に驚いたそうです。
それは圧倒的な女性エンジニアの多さ。前職ではなんとスジさん一人だけがエンジニア職として働く女性だったとのこと。現在は毎回違う席に座っていても、違う女性社員がそばで働いているので心強く感じられるそうです。同じプロジェクト内にも女性が多く、エリクソンが女性エンジニアの数を増やしたいと積極的なダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進に取り組んでいる結果だと話してくれました。
また、エリクソンでの仕事スタイルは、上から与えられた仕事をこなすスタイルとは違い、自分で仕事を決めて一番業務をこなしやすいやり方での仕事の進め方を尊重してくれる環境なのだそう。エンジニア職は女性が少ないといわれていますが、エリクソンには女性の数も多く、自分に合ったスタイルで働けるのも女性が続けやすい魅力的な社風の一つでしょうか。
将来管理職を目指している理由について
エリクソンは、D&I推進の精神が社内全体に浸透していると感じているというスジさん。
スジさんはある日、自身の上司より「女性社員に積極的に管理職を目指してもらいたいと思っている」と言われたときの経験を話してくれました。日系企業にいたときの管理職は男性ばかりで、当たり前のように「女性は管理職にはなれない」と感じていたといいます。エリクソンに入社してから、女性が管理職を目指したいと思える取り組みや制度が充実しているので、「女性でも管理職に就ける!」と考えが変わったそう。今はサブリーダーのポジションですが、将来的にはチームリーダー、プロジェクトリーダー、マネジャーなどになるキャリアパスを考えているそうです。
エリクソンでは管理職に就いている女性社員が企画するイベント『*1) FIKA』が定期的に開催されており、身近に女性ロールモデルとの接点があるのも魅力の一つです。
エリクソンの具体的な制度について
スジさんが例を挙げてくれたのは産休育休取得制度(※詳しくは第一弾の記事参照)。
スジさん自身はまだ取得されていませんが、周囲の働き方をみていると子育てする社員がプロジェクト内に多い中、子どもの急な体調不良に対応しなければならない局面でも、チーム内で協力して子育てする社員をサポートする体制ができているそうです。
エリクソンで働いていると、制度を使っていない社員たちも自分が様々なライフイベントを迎えたとしても、働き続けやすい環境で働いていると安心できるとスジさんは評価されていました。
女性エンジニアとしての経験
今回、スジさんには今までの社会人経験を通して経験した苦悩もお話しいただきました。日系企業に勤めていた時、業務外で会社の集まりの際、女性でなくても良い昔ならではの気遣いを求められる事がとにかく多かったそう。エリクソンに入社後はそういった性別役割分業が全くなく、これもD&Iの精神が浸透しているからこそだと感じたといいます。
だれもが平等に機会が与えられている非常にフラットな職場環境で、社内にD&I推進を専門に行う部隊も結成されているため、いつでも声を上げることができる組織なのもエリクソンの魅力の一つではないでしょうか。
エンジニアを目指す女性にむけて一言
最後に一言、スジさんより読者の皆さんにコメントをいただきました!
「前職では女性が一人という男性社会で、孤独に感じたことも困難で辛いことに直面したこともありましたし、女性は上に行けないと思っていたこともあります。でも今は、将来はプロジェクトリーダーを経て管理職を目指したいと思っています。こう思えるようになったのも、エリクソンのダイバーシティ&インクルージョンの取り組みがあってこそ。思う存分自分らしく活躍できる環境に働けている今とても充実しています!」
エリクソン・ジャパンの2023年国際女性デー企画は二部構成でお伝えしましたがいかがでしたか?2023年の国際女性デーのテーマは『DigitalAll』。世界的な統計をみても深刻である女性エンジニア不足の課題に取り組むというのが今年のテーマでした。エリクソンでは社会全体の女性エンジニア不足の課題に取り組むため、女性エンジニアの積極的な採用を行っています。
誰もが働き続けやすいエリクソン・ジャパンであなたも一緒に働きませんか?
*1)FIKA=スウェーデン語でお茶会。社内でテーブルを囲んでカジュアルにお茶やお菓子を楽しみながら、従業員同士コミュニケーションをとる会のこと。