【仕事】クラウド技術で変える”シゴト”
エンジニアリング&テクノロジーコースの「セキュリティ」領域のプロジェクトについて、
ご紹介をしていきます。
-各種サービスの基盤となる環境を、AWSで提供
パブリッククラウドサービスである「AWS(アマゾン・ウェブサービス)」を活用した、クラウド環境の構築・運用に携わっています。パーソルグループ全体で利用されるアプリケーションシステムや転職サイトなどの各種Webサービスの多くが私たちの提供するクラウド環境上に構築されています。
クラウド関連に携わるチームは20名程度の体制で、エンジニア各人でそれぞれ担当領域が異なります。私たちが担当しているのは大きく2つの領域で、1つはグループ各社から依頼を受けて、つくりたいアプリケーションやWebサービスなど用途をヒアリングした上で、用途に合わせたクラウド基盤を構築すること。いまは社内向けのアプリケーションに関わることが多いですが、転職サイトの「doda」のAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)設定に携わったこともあります。
もう1つは、パーソルグループ全体のクラウド活用を推進するための体制構築です。グループ全体で安全に開発・サービス公開していくためのセキュリティ設定や権限設定などのルールを整備し、グループ各社に、今よりも積極的にAWS環境を利用してもらうことを使命としています。
-高速でアップデートされていくAWSを扱うことの面白さ
アプリやサービスを快適に安全に利用できる環境を提供するためには、私たちインフラエンジニアの存在が不可欠です。
クラウド分野の技術アップデート速度は非常に早く、日進月歩で追加機能が実装されていきます。常に最新技術をキャッチアップして、第一線で活躍を続けたい方にとっては刺激的な環境です。進化を続ける領域だけに、日々の業務のなかでも、自分が触れたことのない機能の実装を依頼されることも出てきます。先輩に相談したり、AWSの公式サポートに問い合わせたりしながら技術的な試行錯誤をするのは面白く、外部のAWSのユーザー会に参加して社外のエンジニアと意見交換するのも励みになります。
こうして提供したAWS環境の上に構築されたアプリやサービスが、後に社内で評判になっているのを目にしたり、プレスリリースされたりするのを見て、自分たちの手掛けた仕事が、世の中の役に立っていることが実感できるのは何度経験しても嬉しい瞬間です。
-知見をシェアし、グループ全体のインフラ基盤強化へ
パブリッククラウドには、AWS以外にもGoogleのGCP、マイクロソフトのAzureなどメジャーなサービスがあり、将来的には複数ベンダーの使い分けができることが理想です。
どのベンダーも、基本的には同種のサービスラインナップがそろっていますが、AWS一択ではなく、比較検討できると費用や性能の選択肢が増えて、ユーザーに今以上の価値を提供することができるようになります。
基本的なことですが、いまメインで扱っているAWSだけでも、まだまだ使いきれていない機能があるので、さらなる知見の獲得は継続的に取り組みたい課題です。さきほどお伝えしたユーザー会もそうですが、社内には、Amazonが年1回主催するサミットに参加している方もいるので、社内外問わずアンテナの感度高く情報収集しておきたいです。
あと、私たちはもともとクラウド技術に興味があって入社しています。今後、同じようにクラウドに興味があって勉強したいと感じているグループ内のエンジニアの方に、技術に触れる機会を提供することで、グループ全体の技術向上に貢献していきたいです。