3月8日は国際女性デーということで、エリクソン・ジャパン（以下、エリクソン）のいきいきと活躍する女性社員にインタビューしてきました！ 

このコーナーは第二弾まで展開し、2名の社員へそれぞれの仕事への取り組み方やキャリア、エリクソンでの働く環境に対しての考えなどをお話しいただいた内容をお伝えします。 

エリクソンで活躍する女性の働き方を通して、読者の皆様に何か気づきや活力を届ける事ができれば嬉しいです。 

国際女性デー（International Women’s Day: IWD）とは? 

3月8日は国際女性デーでした。なんとなく耳にされたことは多いでしょうが、その歴史に関してご存じの方は多くないのでは無いでしょうか。 

筆者も実はこの記事を書く事になるまで深くは知りませんでした。 

1908年3月8日までその歴史は遡ります。当時ニューヨークの縫製工場で労働していた女性たちが劣悪な労働環境や過酷な労働条件の見直しを訴えるべく大規模なストライキを起こしました。 

これを受け1910年にコペンハーゲンで行われた国際社会主義会議にて、この日が国際女性デーと制定され、その後様々な国で国際女性デーのイベントやデモによる女性の参政権や差別の撤廃を求めた運動が起こされました。 

そして1975年に国連は彼女たちの女性の権利を求める運動に敬意を表し、3月8日を公式に国際女性デーと定めたという歴史があります。 

彼女たちがとても長い間、そして志し強く女性の権利を主張し戦ってくれたその歴史から国際女性デーという日は女性の権利を主張し、活躍を応援する為に世界中でお祝いする特別な日なのですね。

チームリーダーとして活躍するワーママエンジニア 

エリクソンは社員数1,000名を超えるいわゆる大手企業です。通信業界は男性社員が多い業界ですが、取材時オフィスにいくと、女性社員が思っていたよりも多く働いている印象がありました。 

 今回お話を伺う朝比奈さんは2020年に中途採用で入社し、私たちが普段使用しているスマートフォンの電波を受信する基地局の設定を自動化にする開発・運用を担うチームのリーダーです。まだ小さなお子さんを育てながらフルタイムで仕事をされている笑顔が素敵なお母さんエンジニアです。 

彼女に仕事と育児を両立できるヒントや企業からどのようなサポートを受けているか探っていきましょう！ 

平日はどういう時間の使い方をしていますか？    

彼女の朝は少しゆっくりで、睡眠の時間をたっぷり確保することを心がけているそう。 

どたばたする朝ですが、子どもの朝食や通園準備はパパとの協力がポイント。 

保育園も徒歩数分で通える場所に入園させて更に、リモートワークで移動の時間を最小限に省いているのがゆっくり起きられる大きな理由のようです。 

夫婦お互いがリモートワークということで、一緒にランチ後にはスーパーで買い出しに行き夕方以降の手間を軽くする時間の使い方をしていました。 

フレックス制度を利用しているので17時以降は仕事を一旦中断し、子どもとの時間を優先することができ、時間を自由に調整できるので助かっていますとの事。 

最近はフレックス制度を導入している企業が多いので、子どもがいる社員にとっては有効的に活用できる制度ですね。

お仕事内容やチームの雰囲気を教えてください 

午前中は朝比奈さんのチームや協力している他チームとミーティングをし、情報共有しているとの事。各メンバーと各々の現状のタスクや意見などをシェアし合い、リモートワーク環境であるからこそ日々のコミュニケーションは大切にしているようです。 

そんな朝比奈さんのチームメンバーはIT業界では珍しく女性が多いです。メンバーのほとんどがグローバルチームの女性であり、さらに育児をしながら働いている男性社員もいるので、 お互いの状況を理解し合い、お互い様という気持ちで働ける環境ということでまさにダイバーシティな環境でした。 

朝比奈さんは入社して3年目ですがすでにチームリーダーとして活躍しており、テクニカルな業務に加えてメンバーの管理やプロジェクトの進捗状況の管理をしています。 

障害が発生した際にはチームメンバーのそれぞれ行っている業務を取りまとめ、優先順位をつけメンバーにタスクの振り分けをするなど、普段から育児をしながら家事をこなしているマルチタスクを処理する能力が業務に活きているかもしれないですね。

会社の協力体制とベネフィットは？  

そんな今はバリバリ働いている朝比奈さんですが、入社したばかりの頃は通信業界とは別の畑でIT業界の開発エンジニアとして勤務をしていましたので、通信の知識はまったく持っていなかったそう。入社後のOJTで実際にプロジェクトに入りタスクを少しずつ与えてもらうことで仕事に携わりながら知識を身に着け、また会社のオープンコースで基礎知識を学習し、入社後3か月程で基本的なスキルはキャッチアップができたようです。 

エリクソンに入社する前、前職が日系企業ということもあり年功序列や男性優位のカルチャーが強く、女性はキャリアアップが難しいと考えていたそう。 

しかしエリクソンは女性にスポットライトを当ててくれて活躍できるチャンスがあることや、Awardも同等に与えられる環境であることに驚きと自由さを感じ、キャリアアップという言葉をより身近に感じ意識するようになったとの事です。 

また、自身の生活スタイルに合わせた仕事ができるのは上司の理解もあるからこそ。社員それぞれ多様な生活スタイルがある事を理解している上司の存在は大きいです。

エリクソンのベネフィットは他にもスウェーデンの企業らしい家族との時間を第一にしてほしいという思いを込めたクリスマス休暇や、部署規模で定期的に行っているFIKAという日本でいう“3時のおやつ”のような文化を取り入れた、社員が気軽に話せる環境の場もあります。チームの域を超えて交流があるのは素敵ですね！ 

将来目指すキャリアは？

近い将来は、エンジニアとしてより上流の仕事を経験し、将来的にはダイレクトに会社に利益をもたらすことができる営業側に挑戦したいと目を輝かせて話してくれました。 

安心してキャリアを考えられ向上心が持てる環境というのはとても魅力的ですね。 

今後のキャリアを考え具体的にイメージができるようになった理由も、上司とのミーティングで自分のキャリアパスについて相談したりアドバイスをもらえる機会があり、明確なイメージを掴みやすい環境とのこと。上司にもいつでも相談できる風通しの良い雰囲気を感じました。 

仕事と育児をする上で意識していることは？

お出かけが好きと話す朝比奈さん。休みの日は家族で旅行や、近場でもどこかに出掛ける事が多いと話しており、しっかりとオンとオフを切り替えてリフレッシュをしています。 

また、家事や育児は夫婦で事前に相談して基本的なルールと役割を決めているそう。家庭でも得意不得意を活かして、お互いを尊重しあった役割分担があるとのことです。 

例えば旦那さんは掃除と日本語が得意ではないということで、料理や絵本を読んだり寝かしつけるなど家の中での育児を、掃除や子どもを病院に連れて行く必要があるときは朝比奈さんが行けるようにとかなり詳しく決めていました。なかなかここまで詳しく分担している家庭は少ないのではないでしょうか。 

一般的に、女性に比べて男性の家事育児への参加が少ないと言われています。女性も自分らしく活躍できる社会を実現するために、朝比奈さんご夫婦のような家庭内での役割分担は、フルタイムで働く子育て社員にとって、お互いのキャリアアップの為に重要なポイントだと感じました。 

行動することでもっと輝ける場所が見つかるかも 

国際女性デー企画 第一弾はママ＆チームリーダーとして２つの顔を持つ朝比奈さんにお話を伺いました。朝比奈さんからの皆さんへの最後のメッセージは「オープンでチームワーク力が高い環境なので、エリクソンに入って仕事を楽しんでほしいです！」とのことです。共働きの環境での工夫やエリクソンの働きやすい社内の雰囲気など感じ取っていただけたでしょうか？ 

「子どもがいるからキャリアパスは今は考えられないな…」「今の企業はやりたい事ができないけど転職は不安」と躊躇している方も少なくないはず。エリクソンではあなたが活躍できるチャンスがあるかもしれません。 

エリクソンを起点にこれからもっと活躍し輝き続ける女性が増える事を願い、応援しています。

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