【J.DRIVE プログラム】 2019年度入社新卒新入社員インタビュー #2
[本インタビューは、新型コロナ感染症対策のため全てオンラインで実施しています。]
コンチネンタル・ジャパンは、毎年新卒新入社員に次世代エンジニア育成のための研修制度「J.DRIVE プログラム」を提供しています。現在は、2022年度新卒新入社員向けの採用イベントや選考を進めており、J.DRIVE 2022メンバーとしてミライのモビリティ社会実現に貢献できる次世代エンジニアの発掘に注力しています。
昨年は、J.DRIVE 2019メンバーのYuna I.による入社前後のストーリーとJ.DRIVEプログラム体験談を紹介しましたが(次のリンクをご参照)、今回は彼女の同期であるHiroko K.へインタビューして、彼女のコンチネンタル・ジャパンへの想い、J.DRIVEプログラムでの経験談、将来の目標などを語ってもらいました。
Yuna I.のインタビュー記事
(2021年1月中旬現在)
Hiroko K. / J.DRIVE 2019メンバー
奈良女子大学、数物科学科を卒業後、2019年度新卒新入社員としてコンチネンタル・ジャパンへ入社。現在は、J.DRIVE プログラムにおける最後のプロジェクト型ジョブローテーションとして、ビーグルダイナミクス事業部(Business Unit VED)へ仮配属中。また、2019年には、次世代エンジニアとして当社の企業ブランディング活動へも参加した経験があり。詳細はこちらをクリック。
Q:コンチネンタル・ジャパンへ入社を決めた理由を教えてください。
私は就職活動時、自動車業界自体を集中的に見ていませんでしたが、CASE(Connected、Autonomous/Automated、Shared、Electric)の話を耳にして以来、自動運転技術に対して将来性や社会貢献度含め非常に興味を持ちはじめ同業界内の企業研究を始めました。その過程でコンチネンタル・ジャパンのことを知り、かつ企業説明会にて新卒新入社員用のための2年間のトレーニングプログラム、J.DRIVEプログラムのことを魅力的に感じ採用選考へ進みました。
当時、私は学部生だったので進学のことも検討しましたが、2年間の修士学生期間に何が学べるのかということを比較した結果、学術領域よりはビジネス領域の方に関心を持ち就職することを決めました。もちろん、理系学生の中には修士学へ進む人たちも多いので、就職活動時に、企業へ入社した後は同期として肩を並べてやっていけるかという不安も感じていましたが、当社のJ.DRIVEプログラム期間中にて学べるだけ学んでその差を埋めることが出来ると思ったので、採用選考中や入社を決める時にはその気持ちは払拭されていました。
また、入社を決める際に後押しとなったのは、当社の女性エンジニアのストーリーでした。彼女は、出産と育児休業取得を経験していて、職場復帰時は周囲のサポートもあり非常にスムーズに仕事へ戻ることが出来たとのエピソードを聞き、ライフイベントがある女性にとっても働きやすい職場環境がコンチネンタル・ジャパンにはあると思い入社を決めました。
[2019年の企業ブランディング時に撮影]
Q:J.DRIVEプログラム内の仮配属期間中の経験からの学びを教えてください
第一回目のプロジェクト型ジョブローテーショとしての仮配属先は、静岡県にある当社浜北工場でした。そこで担当した業務はRPA(Robotic Process Automation)という特定の業務プロセスを自動化できるシステム導入でした。誰もやったことがない業務ではありましたが、当時の私のメンターや関連部署の人たちからのサポートもあり導入は上手く進めていくことができ、次の担当者へスムーズに引き継ぐことが出来ました。仮配属という立場でありながら、重要な業務を主体的に進めていくことができたので、私にとって仕事上での自信につなげることが出来た経験でした。
その後、第二回目のプロジェクト型ジョブローテーションでは、ビーグルダイナミクス事業部(Business Unit VED)にて機能開発に関するアプリケーションエンジニアを担当し、車の機能を学ぶために千葉県旭市にあるテストコースへ足を運び、実車試験に携わったり車両試験エンジニアから必要な技術の詳細を直接学んだりと、短期間ではありますがエンジニアとしての基礎的知識と経験を得ることが出来ました。
現在は、同事業部にて国内外のメンバーとのやり取りも含め、電子制御ブレーキシステムの機能開発業務に携わっています。製品の基礎技術に関してはドイツのメンバーと、機能上でのソフトウェア課題はインドのメンバーとやり取りをしていて、業務管理の大変さはありますが非常にやりがいを感じています。
Q. コンチネンタル・ジャパンにて、どのようなキャリアを築いていきたいですか?
私はJ.DRIVEプログラム内の仮配属期間での経験より、自動車の構造において、人と車の安心・安全を守る大きな役割を担うのはブレーキシステムだと強く感じました。その想いを基に、今後のキャリアの方向性は学生時代に学んでいた物理学の知識を生かし、このシステムに関する機能設計と性能試験を担当する機能開発エンジニアを目指していきたいと思っています。また、中・長期的には、設計視点だけでなく、エンドユーザーである世界中のあらゆる人の視点に立って、各ドライバーの運転における差をなくせる技術開発に貢献していきたいと思っています。ドライバーの中には、健康面や年齢面などの状態により不安を感じて車の運転を控える方もいますが、私は、誰でも安心・安全を感じて好きなところへ行ける車の機能開発に携わっていき、自分の仕事が世の中に役立っていると感じられるようなエンジニアになりたいと思っています。
[HIROKO K.とその同期がモデルとなった2019年の企業ブランディング用画像]
Q. 学生の方へメッセージをお願いします。
学生の皆さんは、今の段階ではなかなかイメージできないかと思いますが、社会で働くことは決して楽しいことばかりではなく、予想以上に面倒に思うことや辛く感じることが多くあると思います。ただ、ご自身の仕事に対する想いや軸となるものがあれば、そういった大変さを乗り越えることが出来るようになると思いますので、先ずは自分自身がコミットしたいと強く思う仕事を見つけてほしいです。
皆さんの中で、自分の色を出しながら自分で考えて行動することができる環境や、仕事を進めていく上での自由度とそれに伴う責任を感じたい人は、コンチネンタル・ジャパンの職場環境や社風がフィットすると思いますよ。
(2021年1月中旬現在)