コロナ時代のインターンシップ体験~FAE編 日本テキサス・インスツルメンツ合同会社
日本TIは多くの職種で、学生の皆さん向けにインターンシップを実施しています。皆さんが携わるプログラムは有意義で、実践的な内容です。
COVID-19の影響で、面と向かって学生さんと交流する機会が減ってきています。そんな中、今までオンラインツールを使った会議やリモートでのテレワークなどを意欲的に取り入れており、コロナ影響下でも開催されるインターンシップを企画してみました。
今回のブログの主人公は、インターンプログラムを参加したインターン生の桑原さんです。
自己紹介
桑原 圭
上智大学大学院 理工学研究科 理工学専攻 電気電子工学領域 修士1年
日本TIのインターンシップに参加した理由
研究室では、半導体の研究を行っていたためテキサスインスツルメンツの名前は知っていましたが、研究室の先輩が日本TIに内定をいただいたことで、本格的に興味を持ちました。そして、今回日本TIのインターンシップに参加した理由は2つあります。
1つ目に、僕は海外で生活していた経験もあり、英語を活かせるグローバルな環境で働きたいと考えていたためです。実際にインターンシップを振り返ってみても、様々な場面で英語を使う環境であると感じました。
2つ目に、一人で黙って作業をするより、様々な人とコミュニケーションを取りながら働きたいと考えていたからです。そのため、理系の知識を活かしながら、お客様と接する機会の多いFAEという職種のインターンシップへの参加を希望しました。
インターンシップの内容について
インターンシップでは、まず実際に日本TIと取引のある企業様の市場調査を行い、製造している製品やマーケットでの立ち位置などを調べました。また、調査を行った企業様の製品を一つピックアップしてその製品にTIの製品を組み込めるかを検討しました。検討する際にはブロック図を作成しましたが、分からないことはメンターの方が詳しくサポートしてくださったので、これまでブロック図はおろか、アナログ半導体デバイスの知識すらあまり持っていなかった自分でも楽しく進めることができました。また、実習の合間には、実際のお客様やドイツTIとのミーティングへの参加に加え、なんと社長のサミュエルさんとお話させていただく機会まで設けていただきました。正直、社長の前では少し緊張してしまいましたが、とてもフレンドリーな方で、僕の質問にも気前よく答えてくださりました。
インターンシップを通して学んだこと
このインターンシップを通して、アナログ半導体デバイスについてはもちろんのこと、お客様を知ることの重要性や普段、自分がよく目にする製品にどれだけ多くTIの製品が使われているか、ということも学びました。また、特に印象に残ったのは、社員の方がFAEという職種の良い部分だけでなく、時には大変なこともあるという部分も包み隠さず話してくださったことです。FAEという職種への理解がとても深まったとともに、それだけFAEという職種に誇りを持っていらっしゃるのだと感じました。
他の企業のインターンシップとの違い
他の企業でのインターンシップは学生同士のグループワークなどが中心で、実際の業務の様子を垣間見ることはほとんどできませんでした。そのため、インターンシップとはいえども、その企業で働くことをイメージすることは難しかったというのが本音でした。
しかし、日本TIでは、ブロック図の作成など実際の社員の方が行う業務に近い内容を体験でき、また実際のお客様とのミーティングにも参加させていただき、業務の現場の感覚を感じることができました。また、これまで参加させていただいた、どの企業よりも多くの社員の方とお話させていただく機会を設けていただき、入社後に自分が将来働く環境や社員の方々の人柄なども、とてもクリアに感じ取ることができました。
リモートワークについて
今回のインターンシップでは、実際にオフィスにお邪魔させていただいたのは5日間の日程の内、2日間でそれ以外の日程はオンラインでの参加になりました。
オンラインでも対面と同じように社員の方に分からないことを質問したり、自分のアウトプットに対してフィードバックをいただくことはできました。しかし、実際にオフィスで実習をしていると、所々から英語が聞こえてきたり、上司と部下の方の普段のやり取りなどが聞こえたりするので、会社の雰囲気を感じるには対面形式で、実際にオフィスに足を運ぶのが一番だと思います。
インターンシップ前後での日本TIに対する印象
正直、インターンシップ参加前は、外資系ということもあり、成果第一主義で、回りの同期とも出世レースという環境なのでは?と少し心配でした。実際にインターンシップに参加させていただくと、そんなことはなく、社員の方はみなさん僕の質問に真摯に答えてくださる優しい方ばかりで、社員の方どうしの雰囲気も和やかだったと感じました。また驚いたのは、メンターの方がドイツTIの方と、とてもフランクにやり取りされていたことです。少しでも分からないことがあれば、世界中のTIの社員とオンライン上で気軽に聞く環境があるということを知り、これほどまでに様々な人とコミュニケーションを取りやすい会社とは、インターンシップ参加前には想像できませんでした。
共に就職活動を頑張る仲間たちへ
今年は、新型コロナウイルスの影響によって、オンラインでのインターンシップなどが中心で、とても難しい就職活動になっていると思います。また、他の就活生との情報交換の機会も少なく、他の人の就活がどれだけ進んでいるかなども分かりにくい状況で、不安も多いと思います。僕も就職活動に対して不安はありましたが、日本TIの社員の方々は、自分の就職活動の話なども聞いてくださる優しい方ばかりなので、興味があればインターンシップへの参加をお勧めします。
<インターンシップ募集情報>
●半導体工場の施設エンジニアの仕事体験(福島県)
●製品技術エンジニアの仕事体験(福島県)
●フィールド・アプリケーション・エンジニア体験コース
また、インターンシップ事前説明会&職種別座談会(オンライン)も実施予定です。
パネルディスカッション、さらにエンジニアに直接質問できるQ&Aセッションを通して職務内容について知れるイベントとなります。
会社説明会とは違った視点でTIについて学んでいただける貴重な機会になりますので、ぜひご参加くださいませ!こちらもご予約はマイナビ2022よりお願いします。