【就活】自己分析
3月1日より、いよいよ2022年卒の就活が解禁となりますね。
本日は、これからの就職活動をより良いものにしていくため、
さらにはその先の社会人生がより豊かにしていくために、就活アドバイスを伝授させていただきます!
今回のテーマは、「自己分析」。
終わりが見えない自己分析ですが、人事目線でポイントをお伝えしたいと思います。
-自己分析を行う目的
自分自身の考えが抽象的だと、取得すべき情報が曖昧になりやすく、
入社後にギャップが発生しやすくなります。
これを防ぐために、自分の軸を見つけ、正しい企業選びの判断をできるようにするために
自己分析を行います。
-自己分析の手法
大きくは「過去」と「未来」の二つに分けて考えます。
この際にポイントになってくるのが、「なぜ?」を3~5回繰り返し自問しましょう。
また、抽象的な言葉は自分の考える定義も合わせて考えましょう。
例)× 多い人数 ○ 30名
× 社会貢献 ○ 社会インフラを支えること
-過去の自己分析(モチベーショングラフ)
下図のように、横軸を時間軸、縦軸をモチベーションの高低として線を引きます。
横軸の始まりを0歳、終わりを今の年齢でとって、縦軸の真ん中をモチベーションが0(プラスでもマイナスでもない)になるようにグラフを作ります。
そして、現在までで、自分が「楽しかったとき」にグラフが高くなるように、
逆に「落ち込んでいたとき」にグラフが低くなるように左から右へ曲線を書いていきます。
それぞれの高低のポイントにてなぜモチベーションが上がった(または下がった)のか要素を導き出します。その要素ははたらく上でも同様に必要な要素、それがすなわち「過去の軸」です。
-未来の自己分析(目標の明確化)
将来なりたい自分と現状の自分の差分を見つけ、その差分をはたらくを通じてどのように埋めるかを考えます。将来から逆算をして、どんな仕事を選ぶかを考えるそれが「未来の軸」です。
まず、仕事を通じてどうなりたいか?何を成し遂げたいか?といった、なりたい姿・夢/目標設定を行います。
次に、先ほど目標設定で描いた人物・状態は、どんなことができる人なのかを書き出します。
現状の自分がレベル1で、目標設定で描いた自分がレベル50だとしたら、
レベル50の状態の自分はどんなスキルや要素を兼ね備えているのかを考えてみてください。
最後に、先ほど挙げたスキルや要素は、どんな業界・業種で経験することができるのか?どんな環境・人といった外的要因があれば養えるのか?を書き出しましょう。
伸ばしたいスキルがあっても、それを鍛える環境(経験)がないと
目標を達成することができません。
-まとめの自己分析
「過去の軸」と「未来の軸」で導き出された軸を洗い出します。
軸に当てはまる企業ははたらく上で自分のギャップが少ない企業です。
また、最終的に企業を選ぶ上、最も重要視するものは何かを事前に見つけだすことで、よりぶれない軸を見つけ出せます。
自己分析で見つけた就活軸をもとに、
面談や面接といった社員とお話しできる機会でマッチングを図っていきましょう。