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【コラム】未来はバイオテクノロジーが作る時代。あなたのアイデアがワンクリックで事業化できる!?

ワンクリックで事業化できる「One Click Venture」とは

バイオ系学生団体 Life-science Initiative Program実行委員会(LIP実行委員会)さんが立ち上げた

新たな社会の先導者を募集し、実現までサポートしていくプログラムです。

専用Webフォームに簡単な情報を記入し、ワンクリックするだけで専門家やアドバイザーからのフィードバックを必ず受けられるシステムになっています。


みなさんの中には「バイオテクノロジー」って聞いたことはあるけれど何だろう?という方多いと思います。

そこで、「バイオテクノロジー」について LIP実行委員会のメンバー「みゆ」さんに、解説していただきます


LIP実行委員会


こんにちは。LIP実行委員会の「みゆ」です。
私たちはバイオテクノロジーを活用して社会で活躍できる人材の輩出を目的に活動している学生団体です。

バイオ分野で活躍できる人材を輩出するには、まずは多くの人に「バイオ」という分野に興味を持ってもらう必要があります。
そこで、LIP実行委員会では、特に学生をターゲットにしてバイオ分野に興味を持ってもらえるようなイベントを複数回実施しています。

今回こちらで、「バイオ」とはどんな分野であるのかを広くご紹介させて頂きます! 


バイオとは?


バイオ分野」は一言で表すのは簡単ですが、実は複数の学問にまたがっている分野になります。
例えば、医学・薬学・農学・生命科学などにまたがっており、実は私たちの生活に深く根ざした分野になっています。
これら複数の学問を利用して生まれる技術がいわゆる「バイオテクノロジー」と呼ばれるものになります。

また、「バイオテクノロジー」は1つの学問のみを利用して生まれる先端技術だけではなく、農学と生命科学のように複数の学問を融合させた画期的な技術も多く存在しています。

バイオテクノロジーとは
「バイオロジー(生物学)」と「テクノロジー(技術)」の合成語です。生物の持つ能力や性質を上手に利用し、「生きる(健康・医療)」、「 食べる(食料・農林水産)」、「くらす(環境・エネルギー)」といった人間の生活や、環境保全に役立せる、人類に欠かせない技術です。「バイオテクノロジー」という言葉が生まれる前から人類の生活に利用されてきました。

出典:みんなのバイオ学園  http://www.jba.or.jp/top/bioschool/index.html 


バイオテクノロジーはこんなところで活用されている!


iPs細胞


出典 京都大学 iPs 細胞研究所CiRA


身近なバイオテクノロジーの例としては、数年前に発明されたiPS細胞が医学分野のバイオテクノロジーとして代表的なものになりつつあります。


つい先日も、iPS細胞を利用して網膜を作成したという研究結果が報告されており、臨床での応用研究が進められています。


バイオ燃料



ミドリムシを使ってバイオ燃料を産生しているビジネスが有名ですが、これは農学を利用したバイオテクノロジーになります。

嫌気環境(酸素が無い環境。二酸化炭素や窒素のみの環境)下に置かれたミドリムシは体内にエネルギー源を貯蔵するようになります。こ

のエネルギー源が、バイオ燃料としてバスやジェット機に利用されており、食料と競合しないことからも多くの支持を得ています。


ちなみに、ヒトのプロフィールのことを、バイオグラフィーということもありますが、「バイオ」という言葉には生物という意味があります。

このことからも、バイオ分野は私たちが生きていくために必要な技術を生み出す分野であることがよくわかりますね。



バイオ分野で社会を先導していく人材が求められている!



残念ながら、進路選択を控えた中高生には、「手に職」と言えるような資格のないバイオ分野で活躍することを人生の選択肢として考えられることは多くありません。


しかし、バイオ分野は様々な学問にまたがっていることから意外に需要が高い研究分野になっています。


バイオの知識を駆使し、アントレプレナーシップ(企業家精神)を発揮すると、私たちがまだ「知らなかった」、「できないと思っていた」ことを新しい技術として生み出し、社会に貢献することができるようになります。




前述のミドリムシの例も、多くの人が挑戦していた課題でしたが、なかなか実現するまでのハードルが高いものでした。

なぜならば、ミドリムシの培養を実現させるためには多大な資金が必要です。

この資金を集めるために、社長らは企業に支援をお願いしていたようですが、何ヶ所回ってもなかなか支援の手を差し伸べる企業は現れなかったそうです。

そのような日々が続き、本当にミドリムシの培養を実現させられるのかを悩みながらも諦めずに企業に打診を続けていたところ、ある企業からの支援を受けられることになりました。

これをきっかけに、ミドリムシを使ったビジネスが急成長し、今ではバイオベンチャーの先駆的存在として存在感を強めています。


このように、どれほどハードルが高くても、本人の熱意さえあれば、実現まで漕ぎつけることができるのです。



今回ご紹介した「One Click Venture」プログラムでは、知識もスキルも不要です。


「こんなことができる社会を作りたい!」というアイデアを温めている方はぜひご応募ください。

応募いただいたアイデアは専門家やアドバイザーからのフィードバックを必ず受けられます。


また、厳正な審査を通過したものは、LIP実行委員会や企業様からのサポートで実現までお手伝いさせて頂きます!



みゆさん、ありがとうございました。

必ず専門家からのフィードバックが受けられえるというのはとても魅力的ですね。

RIKEJO CAFEでも早速アイデア出しをしてみたいと思います。


みなさんもの中で迷われている方はまずOne Clickして新たな社会への一歩を踏み出しましょう!

ここから、新しい事業がうまれたらとても素敵ですね!!



■サービス概要■


名称       :LIP One Click Venture

応募期間 :2016年6月~

対象者    :誰でも (学生や若者からの荒削り・突拍子もない提案を歓迎します!)

応募方法 :http://lip4girls.com/ocv/ Webフォームより入力

レビュー :1か月程度で事業レビューを受け取ることができます

※サービス利用はすべて無料です


■本件に関するお問い合わせ先

担当者名 :OCV事業部長 内藤

Email      :info@lip4girls.com

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