【法務省】理系の仕事もあります!後世に残る仕事、してみませんか。
施設課の仕事とは?
法務省⼤⾂官房施設課では、法務省が所管する施設(刑務所、少年院、検察庁、法務局な ど)の整備を⾏っており、企画⽴案や予算要求、設計、⼯事、維持保全など、施設整備に関する業務を⼀貫して⾏っています。その中で、現在私が携わっている業務が『設計』です。
設計には、基本設計と実施設計という2段階があります。まず、基本設計では、実際に CAD というソフトを⽤いながら、⾃らの⼿で図⾯を作成していきます。
次に、実施設計では、業務を委託した設計事務所とともに、基本設計で作成した図⾯を⼯事発注できるレベルまで作り込んでいきます。実際に⾃らが図⾯を作成するわけではありませんが、基本設計の意図を設計事務所に伝えつつ、打合せを重ね、図⾯を完成させていきます。以上のようなプロセスを経て、晴れて⼯事に着⼿となります。
後世に残る仕事!
基本設計において、施設利⽤者の要望や敷地や法令の制約、限られた予算など、様々な条件の中で設計をするのはとても難しいですが、その分、図⾯が出来上がったときの達成感は素晴らしいものです。
何より、基本設計で⾃分が⼀から線を引いた図⾯が、実施設計を経て徐々に精度の⾼い図⾯になっていき、⼯事着⼿、そして完成に⾄ることが⼤きなやりがいだと思います。私が図⾯を書いた建物については、まだ⼯事に着⼿していませんが、数年後、建物として完成することが楽しみでなりません。まさに後世に残る仕事だと思っています。
⼯事中(公務員宿舎)
完成(公務員宿舎とその周辺の緑道)
学⽣時代の勉強は活かせるのか
学⽣時代は建築の勉強をしていましたが、そこで得た知識と⽐べ、業務で必要とされる知識の⽅が更に専⾨的となり、上司・先輩の会話についていけない悔しさから、⼊省2、3年⽬で⼀級建築⼠試験の勉強を始めました。いざ始めてみると、試験勉強は学⽣時代に学んだ 内容と重なるところが多いことに気づき、学⽣時代に基礎が⾝に付いていたことを実感した⼀⽅で、学⽣時代にもう少し真⾯⽬に勉強しておけばよかったと反省しました。最終的に は、無事資格を取得することができ、学⽣時代に得た知識に業務で得た経験を加えることで、 仕事にも活かせていると感じています。
メリハリのある⽣活でプライベートも充実した毎⽇に
設計は⻑期スパンで⾏う業務なので、プライベートとの両⽴がしやすい仕事であると感 じています。
「来週休暇を取得して旅⾏に⾏きたいから、今週は頑張って図⾯作成を進めよう」などの業務計画を⽴てることや、平⽇は早出出勤を活⽤することで、⼣⽅から友⼈と美味しいご飯を⾷べに⾏くなど、メリハリのある⽇々を過ごしています。
その⼀⽅で、チームで仕事をしているので、周りに迷惑を掛けないように、⾃⾝の業務のスケジュール管理は徹底しています。
法務省⼤⾂官房施設課計画担当
〈採⽤区分〉⼀般職・建築
〈経 歴〉
2013 年 法務省採⽤ ⼤⾂官房施設課技術企画係
2015 年 法務省⼤⾂官房施設課総務・特命担当
2019 年 国⼟交通省関東地⽅整備局営繕部整備課
2021 年 現職