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女性技官 CASE 1 装備系技官 (防衛省本省採用)

 装備系技官は、装備品のライフサイクル、それぞれの段階に必要な政策の企画・立案や、調達に関する実務を実施しています。特に、装備品の価格の算定や契約業務などの調達実務を通して経た経験を制度の企画・立案やプロジェクト管理に活かすことで、装備行政において活躍しています。

今回は、その装備系技官として働く女性技官のインタビューを紹介します!


職員のプロフィール

<所属>
防衛装備庁 調達管理部調達企画課

<略歴>
情報理工学専攻修了。大学では新しい計算機の方式とその設計手法を研究していた。防衛省に入省後、サイバー、電磁波、AIなどの政策の企画立案を担う課の総括班を経験し、現在の業務に至る。


現在の業務内容を教えてください

 防衛装備庁は、防衛装備品に関する業務全般を一元的に担う防衛省の外局です。自衛隊がその機能を発揮し、安全保障の任をまっとうするために装備品は欠かせないため、それに関連する装備政策を一手に引き受けています。しかし、装備品は、防衛省が工場等を持ち製造しているわけではなく、民間企業が設計・製造等を行っており、防衛省はそこから調達等を行っています。そのため、多岐に渡る装備品に関する業務の中でも、調達という分野はとても重要な業務の1つとなっています。私の所属する調達企画課は、調達の基本を所掌しており、装備品の調達に関する制度や政策の企画立案を担っています。


 特に調達に関する制度や政策の企画立案は、防衛産業の中でも関わる分野の裾野が広く各業界の多くの知識が求められるうえ、調達対象である装備品等のほぼ全てが特別仕様の特注品かつ顧客がほぼ防衛省・自衛隊のみという他の産業にはない特性があります。その中で、多くの関係者の声を聞き、透明性・公平性に気をつけつつ、防衛省だけでなく、防衛産業に属する各企業とのwin-winの関係を築く必要があります。


 現在、私は総括班の一員として、様々な調整や課の取り纏めといった業務を主としています。私自身このような業務に触れることははじめてで、用語から何からわからないことも沢山ある中、研修への参加や、現場の生の声を聞くことで日々学びを深めています。防衛産業界の方へのヒアリングに同席するなど、産業界の方々からの意見・要望を受けたり、意見交換を行ったりと、より効率的な調達を行うための規則、体制づくりといった部分に微力ながら尽力しているところです。



国家公務員を目指した理由を教えてください

 祖父がもともと国家公務員であり、小さい頃から広く国民のためになる仕事や政策立案といったものの話が近しかったこと、情報工学を学んでいる中で、サイバー分野など快適で安心できる社会環境といったものに漠然と不安を感じていたことが興味のきっかけです。


 その中で大学院1回生の時に各省庁で行うインターンシップや、説明会に参加することで、実際に防衛省を取り巻く問題やそれに対する施策、展望といったものを知り、今まで培ってきた技術的知見を活用し少しでも貢献できればと考え、サイバー分野や防衛装備品に関わる業務ができる防衛省を志望しました。


 特に装備系技官という職種は、装備品等に関わる業務に従事することとなりますが、装備品等と一口に言っても、どのような装備品が必要かという計画や構想、実際に調達する装備品の選定、取得、その後の運用維持と、いくつもの段階とそれらに関わる多くの分野が存在します。実際の産業政策に携わることもあるなど、関わる分野の幅広さという部分が特に魅力に感じた点でもあります。また、自衛隊員というユーザーが身近である点、本省採用だけでなく各自衛隊採用の隊員などの共に業務に従事する人の幅が広い点といった部分も魅力だと考えています。



仕事の魅力・やりがいを教えてください

 スケールの大きい業務が多く、金額や影響範囲の大きさに入省後は驚きました。

 また、安全保障の最前線に立っているという実感があります。自分がまさに今関わっている案件について報道に取り上げられることも多くあり、日々身が引き締まる思いで業務を行っています。


 装備系技官という部分でいえば、志望理由と重なりますが、何より携わる業務の広さが魅力だと感じています。現在業務をしている中でも、産業界の方の意見や省内他課の職員など、様々な立場の人の意見や考えを受けつつ、より良い調達方式や体制を考えることがあり、その難しさと大切さを身に染みて感じたところです。業務の分野が広いからこそ、より多くのことに興味を持ち積極的に吸収し、フィードバックしていく姿勢が大切だと感じており、そのような姿を示している上司を日々尊敬するとともに目標としています。

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「国家公務員」と聞いて、どのようなことを思い浮かべますか。 国家公務員の仕事は、医療や教育など暮らしに身近な分野から、国の財政運営・産業振興、外交・防衛まで、世の中のありとあらゆることと関わっています。 国家公務員の活躍のフィールドは幅広く、様々な専門性を生かせる場があります。子育てと両立しながら活躍するリケジョも多くいます。 「いま」を守り、「未来」をつくる。 自分、ではなく、みんなのために。 それが、国家公務員という生き方です。

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