【Job Rotation Program】XIAO Xinda編 ダッソー・システムズ株式会社
ダッソー・システムズでは、新卒社員の成長をサポートするだけではなく、職種理解を深めるために、「Job Rotation Program」を取り入れています。
新卒社員は、一年の新入社員研修期間内(リンク:https://blogs.3ds.com/japan/specialized-graduates-program/)に、いくつかのビジネスプロジェクトに参加し、実務を経験しながら業務知識を学び、スキルを身につけることができます。今回は2019年度に新卒で入社したXIAO Xindaさんにインタビューしてみました。
名古屋オフィスにて
―これまでいくつのビジネスプロジェクトに参加しましたか。どんなプロジェクトで何をしましたか。今の所属部門、所在地や研修内容を教えてください。
Xiao:これまで2つのプロジェクトに参加しました。一つ目はIndustry Consultantのプロジェクトです。1月から4月まで東京の本社で行っていました。研修内容はビジネス資料の作成、社内会議、客先訪問、お客様向けのプレゼンテーションなどビジネスコンサルタントの仕事です。
二つ目は、今行っている名古屋R&DラボのJob Rotation Programです。研修内容はお客様の要求を満たす製品やソリューションの開発についての仕事です。具体的には、要件定義から、開発、部署まで一連のプロセスでのサポートです。
―どうしてそのプロジェクトを選びましたか。
Xiao:ダッソー・システムズは幅広い分野のお客様が求めるイノベーションを常に支援していますので、私は会社の一員として、各インダストリーの広い知見を身につけることが大事だと思います。さらに、近年はダッソー・システムズの3DEXPERIENCEPlatform (リンク:https://blogs.3ds.com/japan/what-is-the-3dexperience-platform/)の戦略により、お客様に最高のエクスペリエンスを提供することが会社の使命となります。そこで、ダッソー・システムズの製品群とソリューションを深く理解しなければいけないと考えました。そのため、私はまずIndustry Consultantとして幅広い業界のお客様の案件を経験し、各インダストリーにおけるダッソー・システムズのソリューションを広く理解しようと思いました。
―プロジェクトでは、誰からどんな指導を受けていますか。
Xiao:Industry Consultantのプロジェクトでは主に各インダストリー担当の先輩社員からコンサルタント実務に関する指導を受けていました。各インダストリーの基礎知識、専門用語、ダッソー・システムズの最新ソリューションなど多くのものを学びました。毎週レポートを書くことで、その週の完了したタスクを報告し、翌週のTo-doを目標として設定しました。コンサルティングの経験だけではなく、たくさんの社会人基礎力も学んできました。さらに、マーケティング部門のマネージャーからプレゼンテーションスキルについても学びました。
現在のプロジェクトでは、R&Dの開発チームのマネージャーから指導を受けています。お客様の要求に応える製品の開発について勉強しています。要件定義から製品導入まで一連のプロセスでのイノベーションと、異なる部署間のコラボレーションを楽しんでいます。
―このビジネスプロジェクト参加中に、印象に残ったエピソードがあれば教えてください。
Xiao:日本語で40分のプレゼンテーションを行った機会があります。私は来日してから日本語でプレゼンテーションを行った経験がなく、初めて長い日本語テキストを暗唱することが難しいと感じましたが、「大事なことは、だいたい面倒くさい」と考えて、挑戦しようと思いました。まず、先輩方からのテキストを参考にし、自分が話しやすい、他人が理解しやすい言葉に置き換えました。そして、4~5分のパートに分けて、一歩ずつ、毎日繰り返し練習しました。加えて、先輩社員、マネージャーから丁寧な指導を受け、プレゼンのコツを勉強して、練習すればするほど、プレゼンテーションがだんだん上手になりました。最終的に、プレゼンテーションでは予想を超えた結果を出しました。
―実際のビジネスプロジェクトに参加し、学生時代と変わったところがあれば、教えてください。
Xiao:仕事のやり方が全く違います。チームワーク意識が高くなります。学生時代はやはり個人ワークが多かったが、全てのビジネスプロジェクトはチームワークです。プロジェクトはチーム内の人ごとに仕事を割り当てますので、メンバーとのコラボレーションとコミュニケーションはプロジェクトの勝敗に影響を与える重要な要素です。みんなの個人ワークはチェーンのようにつながって、一部が壊れていると、プロジェクトは失敗するはずです。
―今後の目標を教えてください。
Xiao:H型の人になりたいと思っています。H型の人は「強い専門分野がひとつあり、他の人の専門分野と繋がる横棒を持つことで、他の人と繋がりHになる」という人です。プロジェクトを通じて、私はダッソー・システムズではプロジェクトの規模が大きいため、みんなの力を合わせなければならないと考えるからです。
―ありがとうございました。
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