理系女子のインターンシップ体験記 ー銀行編ー

RIKEJO CAFEの会員が参加したインターンシップの体験記です。

今回は銀行のインターンシップに参加した体験をふまえ、インターンシップに参加する理由について考えてみました。

インターンシップ詳細

企業先:某銀行

期間:夏季休業中 9月前半の5日間

場所:本社、研修センター、支店

人数:40名程

内容:金融業界・横浜銀行研究、摸擬支店体験、摸擬紙幣札勘、支店訪問、行員対談、法人業務体験、プレゼン等

時間:9時から17時まで

服装:スーツ

お昼:食堂3箇所程、社内コンビニ

交通費:支給なし

給料:無

インターンシップに参加した理由

私は下記の理由からインターンシップに参加しました。

  • 就職活動をする前に、実際に企業で働くことを体験してみたい
  • 社会に出るにつれて今自分に足りない力、必要なことを知りたい
  • 行員の生活リズムや1日の作業の流れを知りたい
  • 行員と話すことで視野の拡大やキャリア育成に活かしたい

なぜ、理系である私が金融業界である銀行をインターンシップ先に選択したかというと女性に人気の業界で、自分の通う大学からの就職率が高かったためです。

また、お金は生きていく為に必要で最も身近なものです。

みんなが使用するお金に関わればそれだけ多くの人のためになれる職だと考えました。

選考方法

書類選考

書類選考では企業が指定した書類や各大学専用の志願書に、主に経歴・志望動機・特技・趣味・資格・なぜこの企業を選んだのか・インターンシップで何を学びたいのかなど記入します。

この際時、自分の紹介だけでなくインターンへの意欲が問われました。

面接

書類選考の後に行員による面接(行員:学生=1対4)が行われました。

堅苦しく・緊迫するような面接を想像していましたが、行員から笑みが浮かぶような和やかな空間での面談でした。

  • 志望動機の他に大学で学んできたことや経験
  • インターンで何を学びたいのか、最近の気になるニュース
  • この業界・企業に就きたいと考えているのかどうか
  • もしこの業界・企業に就職したら何をしたいのか

などの質問がありあました。

内容

私は実際に支店に立ちお客様を相手に業務をすることを想像していましたが、実際にお客様を相手にすることはまずありませんでした。

よく考えるとそうですよね。

お客様の前に立つということは、その企業を代表するということです。

正しい知識や接客などプロである必要があります。

 

実際どのような内容だったかというと・・・

 

1日目:

初日は班に分かれて金融業界・企業について勉強会が行われました。

勉強後、その企業についての魅力を班ごとにプレゼンしました。

 

 

2日目:

企業が扱う商品についての説明を受けました。

 

 

3日目以降:

実際に行員が使用する研修センターへ向かい、摸擬紙幣を使用して業務を体験しました。

その他、支店見学もあり、支店長や行員との対談することができました。

また、摸擬紙幣を早く数える札勘トーナメント、グループディスカッションなど、盛りだくさんの内容でした。

 

お昼は社内の食堂やコンビニを利用する人がほとんどでした。食堂が3つ程あり、メニューも豊富で、飽きません。ただ、学食のように価格は安くありません。

インターンでは交通費が支給されないことがほとんどなため、研修期間中お金がかかることも頭の隅に入れておいた方がよいです。

インターンシップに参加して

インターンシップに参加してみて良かったかというと・・・

私はよかったです!
 
金融業界について知れただけでなく、会社説明会とは異なり、実際の業務内容を聞くだけでなく、見ることもできたので実際に働くことのイメージがしやすかったです。
 
多くの行員の方とお話しをすることで、仕事でのやりがいや大変な面、業務終了後の過ごし方などを知り、いままでなんとなく想像していた社会に出て働くことのイメージが明確になりました。
 
また、グループワークが多くあり、他大学の学生と過ごすことで共同作業の大切さや自分にたりないこと、もっと工夫すべきことなどが学べました。プレゼンでは、人の発表を聞くことでどんな発表の仕方が分かりやすく、好まれるのかを実際に見て学べたことも大きかったです。
 
そのほか、友達もできました。今後その企業の説明会や選考を受けることになった際、知り合いや友達がいると心強くいられます。
最終日にはインターン生(約30名程)でごはんにいくほど仲が深まっていました
 
会社や行員の雰囲気、仕事内容を知ることは自分のキャリアを考えるうえでよい経験だと思いました。
 

就活をして入社しても、“会社の環境が悪かった“、”同期とのズレ“が理由で退職される方少なくありません。

入社した後で後悔しないためにも実際に自分の足で気になる企業の雰囲気を見ておくことは大切なことだと思います。

だからこそインターンシップは大事な企業研究の機会だと私は考えます。

 

みなさんも気になる企業のインターンにはぜひ参加してみてください!

 


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