【筑波大学生物資源学類レポートNo4】農林生物コース 蔬菜・花卉学研究室
今回、研究室の訪問を行ったのは、筑波大学生命環境学群生物資源学類・農林生物コースの蔬菜・花卉学研究室です。
初めに有泉先生に研究室のお話しを伺いました。
The Tomato Innovation
研究内容について
園芸作物、主にトマトとメロンを使い、作物の重要形質を改良した新しい品種を作る研究を行っています。
良い品種を作るために、遺伝子組換え技術を使用して作る方法と、使用しない二種類のアプローチで、収量性が高くなるもの、日持ち性が向上するもの、あるいは果実の品質が高まるものを作る研究を行っています。
最近は、新しいゲノム編集技術と呼ばれる、狙った遺伝子のDNA配列を改変できる、新しい育種技術を活用した研究も実施しています。
女性学生は何名所属されていますか?
研究室全体では、おそらく6割が女性です。
生物資源学類の中でも女子学生の比率が多い研究室だと思います。
卒業生の就職先を教えてください
ミツカン、スターバックス、エバラ、日清、武蔵野ホールディングス、サントリー、タニタ(敬称略)など食品企業での研究職、種苗会社、地方公務員、あるいは教育研究機関における教員等、様々な分野に進んでいます。
生物資源学類(農学部)の魅力はどのようなところでしょうか?
農学は人々の衣食住を支える総合学問であり、学問が密接に人々の生活に関わっており、最終的に開発した技術の社会還元を目指すところが魅力ですね。
大学生が研究室を決める際に大切な事は何でしょうか?
実際に研究室を訪れ、直接話を聞くことだと思います。
先生や先輩にどのような研究をしているか、実際いろいろ質問して決定して欲しい。研究室の雰囲気の感じ方は人それぞれですし、周りの評価・噂だけで決めないことが大切です。
学生にはぜひいろんな研究室を早いうちから訪れて自分のやりたいこと、興味が持てることを見つけて欲しいです。
有泉先生ありがとうございました!
私もいろいろな研究室を取材させていただく中で、新しい発見や考え方が生まれ、研究室訪問の大切さ実感しています!
ぜひ皆さんも 1年2年の早いうちから研究室のドアをノックしてみてください
有泉先生が所属する研究室は↓↓をご参照ください。