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ヤマハ発動機でホイール設計を担当する私が、3年間で経験したことと仕事のリアル

ヤマハ発動機でホイール設計を担当して3年目になるMさん。

大学では機械と情報の両方を学べる「機械システム工学」を専攻し、就職活動では輸送機器メーカーを中心に幅広く業界を見てきました。

そんな中でヤマハ発動機への入社を決めた理由は、インターンシップで感じた「社員同士の風通しの良さ」と「若手にも大きな仕事を任せてくれる文化」。入社後はホイール設計グループに配属され、重要部品であるホイールの設計を主担当として経験してきました。

本記事では、Mさん自身が語る ホイール設計の具体的な仕事、1年目から任される設計業務のリアル、職場の雰囲気、そしてこれからのキャリア をお届けします。

「ホイール設計の世界へ」ヤマハ発動機で見つけた私のものづくりの道

ヤマハ発動機に入社して3年目、私は二輪車の「ホイール設計」を担当しています。

大学では機械システム工学を専攻しており、機械と情報の両方に触れられる学科でした。そのため、就職活動では輸送機器メーカーやサプライヤーを幅広く見ていました。最終的にヤマハ発動機に決めた理由は、インターンシップで感じた“社員の雰囲気の良さ”と“若手にも任せてくれる文化”が魅力的だったからです。

配属先はホイール設計グループでした。
ホイール設計と聞くと「丸い形を作るだけなのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、実は非常に奥が深い仕事です。

ホイール設計の具体的な仕事内容

私が担当しているホイールは、車両全体の走行性能や安全性に直結する重要な部品です。ですが、同じ「ホイール」でも車両ごとに求められる要件の優先度が違います。

例えば

  • スポーツバイク向けのホイール:最適な剛性と徹底した軽量化が求められる
  • スクーター向けホイール:街乗り中心でファッション性が求められるため、デザインとコストとのバランスが重要になる

私が普段行っている業務

  • CADによる形状設計(3Dモデリング)
    ホイール形状の作成を行います。
  • デザインと機能の両立
    デザイナーが考える造形は魅力的ですが、そのままでは成り立たないこともあり、機能を満足する様に形状変更の相談をします。
  • CAE解析の実施
    設計したホイールの強度が十分かCAE解析部門と一緒に確認します。
  • 試作品の強度評価
    試作品で実際に試験を行い、安全性を確認します。
  • 走行評価とフィードバック
    テストコースでの評価を聞き、乗り味への影響を確認します。必要があれば形状を変更します。
  • 製造性やコストの確認
    製造部門や購買部門と量産工程で作れる形状か、コストが適正かを協議します。

私が設計を担当し、解析や実験の担当者に協力してもらいながら、複数のプロジェクトを同時並行で進めています。

新人でも“主担当”として動く──1年目の衝撃と成長

ヤマハ発動機に入って驚いたのは、1年目から「主担当として設計を任される」ことでした。

最初の頃は 先輩と一緒に動きながら学びましたが、数ヶ月後には先輩のフォローを受けながら自分自身が中心となってプロジェクトを進めることになります。

忘れられない1年目の仕事

1年目に担当したのは、既存車両の部品アップデートです。

「部品を変えたら走りが良くなるのでは?」という仮説のもと、設計変更を任されました。

自分で設計 → 試作 → 強度評価 → 走行テストという一連の流れを担当し、テストライダーから「前より良くなったね」と言われた時は、本当に嬉しかったのを覚えています。

失敗もあった

ただ、順調なことばかりではありません。
大きなミスをして多くの部署に迷惑をかけてしまったこともあります。

それでも、誰も責めるのではなく、

「どうやってリカバリーしようか?」
「次に同じことが起きないようにどうしようか?」

と一緒に考えてくれた先輩や上司の存在に救われました。

この経験から、私は“場当たり的に進める”のではなく、

「先の工程まで見据えた設計」
「スケジュールとリスクを考えた進め方」

を意識するようになりました。

関わる部署が多いからこそ必要になる“調整力”

ホイールの設計では、さまざまな部門と意見を交わす必要があります。

  • デザイン
  • CAE解析
  • 強度評価
  • 走行評価
  • 製造
  • 購買
  • 品質保証

簡単に言うと「やりたいこと」がぶつかる場面も多いです。

例えば、

  • デザイン:もっと細いスポークにしたい
  • 強度評価:細いスポークだと強度不足
  • 製造:鋳造で細いスポークを作るのは難しい
  • 走行評価:乗り味を変えるためにスポークを細くしたい

など、相反する要望を各部門と協力して纏める力が必要になります。

そこで私が意識しているのは
「相手が言いやすい空気をつくること」
「相手の意図を引き出す質問をすること」

です。

相手が本音を話してくれないと、本当に必要な仕様にたどり着けないからです。

働きやすさと、これから挑戦したいこと

ヤマハ発動機は男性の多い職場ですが、私は働きづらさを感じたことはありません。トイレ・更衣室などの設備が整っていることや、制度が充実していることも大きいと思います。

そして何より、若手を支える文化として印象に残っているのが

「若手設計者なんでも相談会」

毎週、ベテラン社員が1〜3年目を集めて相談に乗ってくれる場です。
上司には聞きにくいような疑問も気軽に聞けて、本当に助けられました。

今後のキャリア

社内転職制度にも興味があり、将来的には

  • 他の部品設計
  • 実験
  • 製造
  • デザイン
  • 企画

など、新しい領域にも挑戦してみたいと思っています。

最終的には「引き出しの多い人」になることが私の目標です。

理系女子・就活生へ、私からのメッセージ

最後に、これから就活を始める学生のみなさんへ。

業界が決まっていなくても大丈夫

私も最初は興味のある業界が明確ではありませんでした。

でも、幅広くインターンや説明会に参加していくうちに、自分の「興味の軸」が見えてきました。

気になることは全部やっておくほうがいい

社会人になると、自由に使える時間が思っている以上に減ります。

旅行でも、趣味でも、「ふらっと行ってみる」などの小さな経験が、後で意外な形で活きることがあります。

ヤマハ発動機は“若手が挑戦できる環境”が整っています

最後に、もしヤマハ発動機に興味があれば、ぜひ一度見てほしいです。

  • 若手でも主担当で仕事を任される
  • 部署を越えた議論ができる
  • 風通しが良い
  • 失敗しても支えてくれる文化がある


ホイール設計という専門的な領域で、入社3年目にして複数のプロジェクトを担当しているMさん。

若手でも挑戦できる環境、部署を越えた議論のしやすさ、失敗を責めるのではなく支える文化 その言葉から、ヤマハ発動機のものづくりに対する姿勢が強く伝わってきます。

ヤマハ発動機では、エンジニアとして成長したい学生に向けて、さまざまな採用情報やイベント案内を随時発信しています。

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