【仕事】より良いマッチングで変える、”シゴト”。
「はたらく」課題に対して、テクノロジーを活用し、人と組織の生産性向上という切り口で社会課題の解決を行っている会社、パーソルプロセス&テクノロジー。
今回は自社プロダクトである、採用マーケティングサービス「HITO-Link CRM」の開発プロジェクトについて紹介をしていきます。
-ミスマッチの発生しない理想的な人材採用を実現するために
私たちが開発している「HITO-Link CRM」は、近年、多くの企業が採用活動に取り入れ始めている採用マーケティングを実現するためのサービスです。
これまで企業の中途採用では、求人広告などの転職メディアや転職エージェントを活用することが一般的でしたが、これらの方法ではミスマッチが発生しやすく、企業と候補者の双方に不利益が生じていました。
そのようなミスマッチを防ぐ手段の一つとして注目され始めたのが、
BtoBマーケティングの手法を人材採用に転用する採用マーケティングの考え方です。
「HITO-Link CRM」は、イベントやSNSなどによって接点を持った企業と個人が中長期的な関係を構築するために必要な機能を搭載するなど、採用マーケティングのフロー全体をカバーしています。
企業は「HITO-Link CRM」を活用することにより、まだ転職活動を開始していない転職潜在層にも広くアプローチすることが可能となるため、より精度の高いマッチングを実現できるようになります。
-ときには徹底的に意見をぶつけ合うことで強固なチームワークを形成
「HITO-Link CRM」の開発において重視したのは、候補者の目線に立ったサービス設計です。
実際にシステムを操作するのは企業側ですが、「企業側からのアウトプットが候補者からどのように感じられるか」というカスタマーエクスペリエンスの観点を存分に取り入れていることが「HITO-Link CRM」の強みだと考えています。
もちろん、リリースして間もないサービスなので、今後もユーザーインタビューや仮説検証を繰り返しながら機能拡張やアップデートを繰り返すことで完成度を高めていく必要があります。
現在は、市場調査からユーザーインタビュー、機能の仮説検証、開発、マーケティング/セールス、保守運用までを6人のチームで行っていますが、これだけの少人数であってもサービスに対する意見がぶつかり合うことも珍しくありません。
ときには互いの考えを徹底的に話し合う機会が必要だと考え、先日はチームで合宿を行ってビジョンやミッションのすり合わせを行いました。
その結果、チーム全員の意思統一ができ、「HITO-Link CRM」をさらに良いものにしていくための強固なチームワークが生まれたと考えています。
-開発を通して、人々がいきいきと働ける社会をつくる
今後、もっと機能を追加していきながら、人事と現場がいっしょに採用活動を取り組めるようなツールへと進化させていきたいと考えています。
そして、「HITO-Link CRM」を広めていくことで、人と企業がそれぞれの垣根を超えて成長していける世界を実現し、本当の意味で人々が「はたらくを楽しめる」社会にしていきたいと考えています。