日本科学未来館で働く女性科学コミュニケターさんにインタビューしてみた

科学コミュニケーターってどういう仕事?

日本科学未来館には多くの科学コミュニケーターさんがいます。

主な普段のお仕事は下記の3つだそうです。

1)展示フロアーでの解説・実演

2) 展示やイベントの企画・制作

3) 科学情報の発信やほかの組織とのネットワークづくり

未来館を見学するときにはぜひこの科学コミュニケーターさんとお話ししてみることをお勧めします!

展示の内容を詳しく知ることで、新たな発見や新しい疑問が生まれます。

 

お二人の女性科学コミュニケーターさんに実際にお話しを伺いました!

生命科学の研究者から科学コミュニケーターへ

科学コミュニケーターの毛利亮子さん

大学時代は何を専攻されていましたか?

生命科学の専攻で博士を取得しました。

大学での研究から日本科学未来館で働くようになったきっかけを教えてください。

ここで働く前は大学や研究所で10年間ほど研究をしていました。結婚して子どもができて社会とつながるようになってくると、地球のことや子供たちの将来のことを深く考えるようになりました。
その中で、大きな震災が起こったりして、今まで当たり前だと思っていた世界が突然変わることを経験しました。それ以来、自分の生命科学知識を活かして、明るい未来をつくっていく仕事がしたいと強く思うようになりました。

働く先として未来館の科学コミュニケーターを選んだのは、ここでは、今まで学んできた専門分野を活かしつつ、子どもや若い人達に、私達の未来をつくっていく方法を伝える仕事ができるからです。私の希望を受け入れていただき、今年の4月から科学コミュニケーターとして働きはじめました。

今はどのような仕事をされているのでしょうか?

1年目なので、色々なコーナーで展示物の説明をしたり、ASIMOのデモンストレーションの司会の仕事など、幅広く活動しています。

読者には理系女子学生が多いのですが、理系女子学生にむけて先輩からアドバイスをお願いいたします。

 

私の時代は理系に進む女性が少なく「女なのに理系にすすんでどうするの?」という声もありましたが、今は時代も変わってきています。

自分の好きなこと、頑張りたいと思えることで、研究室や就職先を選ぶことが大切だと思います。

 

毛利様ありがとうございました。

 

エネルギー業界での研究者から科学コミュニケーターへ

 

科学コミュニケータの金城文乃さん

 

大学時代は何を専攻されていましたか?

沖縄西方海域の地下構造の研究で修士号(理学)取得しました。

地質学が専門です。

日本科学未来館で働くようになったきっかけを教えてください。

ここで働く前はエネルギー業界で研究者をしていました。

東日本大震災の時が転換点となっていて、ずっと研究職をしていましたが、研究をもっとみなさんに伝えていきたい、地震や災害が起こってしまう仕組みをもっとわかりやすくみなさんに伝えたいという思いが強くなりここで働くことにしました。
未来館にある展示には実演型のものが多いのですが、実演を通して将来について考えるきっかけになればいいなと思っています。

今はどのようなお仕事をされているのでしょうか。

今年の4月から新しく誕生した「100億人でサバイバル」という自然が人間社会と関わることで被害になり、その被害を最小限に抑えるためにわたしたちが何をしたらよいか考えるコーナーがあります。ここでは来場者の皆さんに説明したり、疑問に答えたりする仕事をしています。

また、実演や説明をするだけではなく、こういった技術を将来どのよう使っていきたいか、またこういった技術が当たり前に使えるようになった時には逆にどんな問題がでてくるかもしれなかというのをお客様に考えていただくことを大切にしています。

 

理系女子学生にむけて先輩からアドバイスやメッセージをお願いいたします。

わたしは、小さい頃にテレビから流れてきた噴火の映像にすごく興味を持ちはじめたことから始まり、地質学の道を選びずっと研究してきました。

みなさんも興味を持てる内容を選ぶことをおすすめします。自分のわくわくを大切にしてください。

 

金城様ありがとうございました。

 

取材を通して・・・

大学生になって、科学館!?と思っている方もいるかもしれません。

小学生の頃に行ったから、もういいやって思っている方も多いと思います。

ですが、大学生になってから、改めて行ってみると、子供のころには全てを理解しきれていなかった展示の全容が分かってきました。

それは、いつも勉強している内容に少し近かったり、高校などで勉強した内容だったりします。

子供のころは、なんとなく楽しい、おもしろい、という印象だったものも、大学生になった今、改めて行ってみると、違った感想が生まれてくるかもしれません。

単純に楽しい!というのも、もちろんあります。

特に、「UNI-CUB (ユニカブ)」に乗ってみるところなど、体験して実感できる

ワクワクしながら学べるなんて、一石二鳥です!!

ぜび、昔行ったきりで、最近行っていなかった場所にも足を運んでみてください。

 

日本科学未来館

■開館時間

10:00~17:00 (※入場券の購入は閉館30分前まで)

■休館日

火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)

※夏・春・冬休み、ゴールデンウィーク期間等は火曜日も開館する場合があります

■入館料

大人 620円 18歳以下  210円

※6歳以下の未就学児は無料
※土曜日は18歳以下無料(企画展等を除く)
※障がい者手帳所持者は本人および付き添いの方お一人まで無料
※企画展等は別料金の場合があります

■アクセス

東京都江東区青海2-3-6

 

新交通ゆりかもめ 「船の科学館駅」下車、徒歩約5分/「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分

東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分

 


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