
日経Xwomanの「進め!STEAM分野の女性たち」に当社社員の山崎亜希さんが紹介されました!
理系の学びやキャリアに興味がある皆さんへ——。
今回ご紹介するのは、三菱ケミカル部長 兼 グループ会社社長として活躍されている山崎亜希さんのストーリーです。
現場での経験や育児との両立、未経験分野への挑戦を経て、理系で培った論理的思考力や課題解決力を武器に、リーダーとして成長を続けてきた山崎さん。その歩みは、「理系に進んでよかった」「自分もこんな未来を描きたい」と思える、夢と希望にあふれています。
理系女子の皆さんが、自分らしいキャリアを切り拓くヒントとして、ぜひご覧ください。
概要
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下記に記事要約を纏めています。
三菱ケミカル・クリンスイの代表取締役社長に2025年4月から就任した山崎亜希さん。
最初は北九州の工場に勤務し、二度の育休を取得後に東京本社へ転勤、未経験の営業部門で管理職となりました。
働き方が変化していく中で、「人に頼るのは迷惑をかけること」という考え方が変わっていったといいます。
周囲の協力を引き出すために心がけたことや、不確実性の高い時代に理系でキャリアを積むことのメリットについて聞きました。
三菱ケミカル アドバンストソリューションズビジネスグループ 水・環境事業本部 クリンスイ事業部 部長 兼 三菱ケミカル・クリンスイ 代表取締役社長
プロフィール
- 九州大学理学府修士課程修了(化学専攻)
- 2006年三菱化学(現三菱ケミカル)入社
- 生産技術職、技術職を経て、22年7月に分離材事業部イオン交換樹脂ビジネスグループ グループ長、24年4月に水・環境事業本部 インキュベーション部 部長。25年4月より三菱ケミカル・クリンスイ代表取締役社長を兼任
「人に頼ることは迷惑じゃない」
最初は北九州の工場で生産技術職としてキャリアをスタートした山崎亜希さん。
二度の育休を経て東京本社へ転勤し、未経験の営業部門で管理職に抜擢されました。
育休復帰後は「自己開示」の大切さを学び、「できること」と「任せること」を率直に伝えることで、周囲の協力を引き出し、チームを動かす力を身につけました。
「時間がないから頭を使いなさい」
本社異動後、子育てと仕事の両立に悩む中、営業部門の上司から「時間がないなら頭を使えばいい。そのためのリソースは俺が準備する」と励まされました。
制約を不利と捉えず、創意工夫のチャンスと考えるようになり、戦略的な思考力や調整力を磨きました。
「未経験でも挑戦し続ける」
技術職一筋だった山崎さんは、営業部門の管理職に「君しかいない」と押し切られ、未経験の部署で10人のチームを束ねることに。
部下とのコミュニケーションでは「自己開示」を活かし、「力を貸してほしい」とお願いすることで、メンバーの経験を尊重しながら事業を推進しました。
「女性初の社長として」
2025年4月、三菱ケミカル・クリンスイの代表取締役社長に就任。
初めての女性社長です。
上司から「前任者と同じことをやってほしいわけではない。あなたの視点で見てほしい」と言われ、自分らしいリーダーシップを発揮しています。
「理系でキャリアを積むメリット」
「理系の学問は、答えそのものよりも、どうすれば答えを導きだせるかという考え方・学び方を身につけることができる」と山崎さんは語ります。
不確実な時代に、冷静な分析力やロジカルな思考法を活かして、理系出身でなくてもリスキリングで身につけることが可能です。
進路に悩む理系女子学生へ
| 「安定だけを求めるのでなく、不確実性があるからこそ楽しいという価値観を持ってほしい。世の中で必要とされる研究やものづくりに携わりたいという“ふわっとした将来像”を、自然に語れるようになってほしい」と、理系女子学生に夢と希望を送ります。 |
最後に | |
理系出身で、グループ会社の社長までキャリアを積み上げた山崎亜希さんのストーリーは、理系に進学したい、挑戦したいと考える皆さんに夢と希望を与えてくれます。 自分らしいキャリアを描き、未来を切り拓いていきましょう。 |
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