2024年3月8日、国際女性デーを記念して、日本ヒューレット・パッカード合同会社（HPE）は、多様性とジェンダー平等に焦点を当てたイベントを開催しました。

女子大学生・大学院生約60名ほどが参加し、HPEの多様な働き方や制度について理解を深めました。

また、女性社員のトークセッション、座談会を通して働き方や仕事内容についてリアルな情報を得るとともに、将来のキャリアや就職活動につながる新たな視点に気づくきっかけとなりました。

本記事ではイベントの内容を詳しくレポートします。

HPEの会社や制度について学ぶ

HPEの成り立ち

日本ヒューレットパッカード合同会社は、米国HPEの日本法人であり、東京を中心に、名古屋、大阪、福岡にも拠点を有しています。広々としたワークスペースを備えた東京本社は、エコフレンドリーで働きやすい環境を提供しています。

創業は1939年で、デビッド・パッカードとウィリアム・ヒューレット の大学であった二人の友情から始まりました。自宅のガレージで電子機器を開発する会社としてヒューレット・パッカード（Hewlett-Packard）を設立しました。

日本進出は1963年、1999年に米国HPの完全子会社となりました。
その後、HPは2015年に分社化を行い、
サーバー、ストレージ、ネットワーキング、コンサルティングなどのエンタープライズ向けテクノロジーサービスを提供する企業としてHewlett Packard Enterprise (HPE)が設立され、
パーソナルコンピューター、プリンター、関連する製品とサービスを提供する企業として、HP Inc.が設立されました。

HPEの事業

HPEは、BtoB事業として サーバー、ストレージ、ネットワーク、スーパーコンピューターなどのハードウェア開発と提供、さらにITコンサルティングサービス、ITインフラ構築の提供をメインとしています。

ネットワークビジネスを牽引する企業を目指しているＨＰＥでは世界最速のスーパーコンピューターを開発しています。

HPEの大きな特徴は、スパコンなども含むハードウェアからサービスまで全て 従量課金制で提供していることです。HPE GreenLakeというサービス名称のもと、スーパーコンピューターやAIなどの技術を利用したサービスが提供されています。

HPEの事業事例

HPEのミッションは、ITインフラや製品の導入だけでなく、お客様のビジネスの成長を支援することにあります。

例えば、大学へのWi-Fi環境の提供など、ITインフラの導入が行われています。企業でも、HPEが提供するサービスにより、社内システムの最適化やセキュリティ強化が行われています。

詳細なお客様事例は下記リンクをご参照ください。

HPEの文化とダイバーシティに触れる

HPEの創業者たちは、「男女問わず誰もが良い仕事創造的な仕事をやりたいと願っていて、それにふさわしい環境があれば誰でもそうするものだ」という考えを持っていました。

この理念に基づき、HPEは多様な人々が働きやすい環境を作り出すことを重視しています。
2005年に設立された「ウーマンatworkジャパン」や「ウーマンズサミット東京」などのイベントを通じて、日本でも女性にとって働きやすい環境を追求してきました。

HPEは「ビジョン30」を設定し、2030年までに女性社員の比率を30%、女性エグゼクティブ比率を30%にすることを目指しています。さらに、キャリア支援のプログラムや異業種合同のリーダーシップ研修など、多様な角度からの取り組みを行っています。

HPEの柔軟な働き方を知る

HPEでは、柔軟な働き方を実現するための制度や育児支援制度が充実しています。ここでは、その一部をご紹介します。

Hybrid Work制度

HPEでは、個々のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を実現するために、Hybrid Work 制度を設けています。また、出社に関しても、新卒の研修やOJT期間は出社となりますが、その後は週２の出社を指針としており、対面で同僚や先輩とのコミュニケーションを大切にしながら効率的に働ける環境です。

出社日は、状況に応じて柔軟に調整可能で、さらに年次有給休暇や年間特別休暇も充実しており、仕事とプライベートを両立した生活をおくることが可能です。

ウェルネスフライデー

HPEの特筆すべき制度として、「ウェルネスフライデー」があります。これは、年間を通して計4日間、就業を扱いとして社員が健康のために自由に時間を使うことができる制度です。健康を最優先に考えるHPEの取り組みの一環として、社員の健康増進を支援しています。

育児支援制度

通算最大で26週間、100%有給相当の休職が可能であり、経済的な心配がなくなり、安心して育児休暇を取得できます。男性社員も育休を取得しやすく、その取得率は増加しています。また、育児から復帰する社員をサポートするため、くるみんカフェというコミュニティがあります。ここでは、育児と仕事の両立を支援する情報提供や、同じタイミングで育休から復帰する社員同士の交流が行われます。

HPEでは、これらの制度を通じて、社員のニーズに寄り添った働き方を実現しています。

HPEでのキャリアを考える

キャリアとは一般的に仕事の経歴を指す言葉だと思われがちです。しかし、HPEではキャリアを仕事だけでなく、生活全般を含めた人生のあり方と捉えています。HPEは、様々な属性を持つ社員が仕事と家庭生活をバランスよく両立できるような環境を整え、それぞれが自分らしい人生を歩むことができるよう支援している企業です。

HPEで生き生きと活躍する女性社員に登壇していただき、キャリアについてお話をうかがいました。

HPEで働くことを選んだ理由

ワークライフバランスを重要視しており、働きやすい環境や人間関係の良さ、そしてキャリアの自由度をからHPEを選びました。

先輩や知り合いからの紹介でHPEを知り、楽しく働いている様子を見て入社された社員が多くいるのも特徴的でした。

実際に働いて見てから感じたHPEの魅力

HPEの多様性を尊重し、個性豊かな社員が活躍できる環境が魅力だと考えています。年齢や性別、経験などに関係なく、社員が自分らしく活躍できる場があり、その文化が根付いているため楽しく働くことができます。

ハードウェアベンダーとして、普通に生活していたら見えない部分、裏側で大きなシステムが動いていることや、新しい技術などを知れる面白さがあります。

外資系と聞くとドライなイメージですが実際は？

入社してみると、上司や先輩が親身になって相談に乗ってくれ話しやすく、成長しやすい環境でした。ITの知識がなくても入社後半年間の研修期間で学ぶことができ、その後新人1人に先輩社員一名がつき、一緒に仕事をしながら覚えていきます。

独り立ちするまでサポート体制が充実しているので、安心して働くことができました。

家庭と仕事の両立

​​​​​​​HPEでは家庭と仕事の両立がしやすい環境も整えられています。育児休暇や柔軟な勤務時間など、社員が自分のライフスタイルに合わせて働くことができる制度が充実しています。また、上司やチームメイトが柔軟にサポートしてくれることで、家庭と仕事の両立がスムーズに行えています。

このイベントを通して、HPEは、社員一人ひとりの個性を尊重し、働きやすい環境を提供することで、社員の幸せなキャリアの実現を支援している会社であることが分かりました。

仕事を選ぶ際には、ライフイベントや個人のニーズを大切にすることも重要です。HPEでは、そうしたニーズを理解し、サポートする環境が整っています。また、フレンドリーな雰囲気の中で、多様性が尊重され、チームワークが大切にされています。

みなさんもHPEで自分らしい働き方を見つけ、成長し、やりがいを感じながら働いてみませんか。

HPEでは新卒採用および中途採用を行っております。

詳しくは下記をご覧ください。​​​​​​​