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チームビルディングに重要な要素“D&I” ‐誠実さと尊敬の念を軸にしたエリクソンのかたち‐

エリクソングローバルのダイバーシティ&インクルージョン(以下D&I)月間を記念し、エリクソン北東アジアでは、2022年10月に「Power of People」と題した社内ウェビナーを開催しました。一般的なデータに合わせてゲストスピーカー自身の経験が話し合われ、エリクソンのダイバーシティあふれる社内文化が従業員にもたらすメリットや、私たちが日々の仕事の中で心がけている行動などが紹介されました。今回の記事では、そのウェビナーの内容を対談記事としてみなさまにご紹介いたします!


エリクソンの最新の社内調査によると、「機会の平等(Equal Opportunity)」、「相互的信頼性(Belonging)」、「スピークマイマインド*(Speak My Mind)」の3つの分野において、業界の平均指数よりも高い数字を獲得しました。これは、エリクソンの社員が自然体でありつつも、自ら多様で包容的な企業文化を構築することに努力していることが示されています。


今回のウェビナーでは、中国・日本・韓国から、年齢・性別・経歴・所属部署の異なる5名のエリクソン社員がスピーカーとして参加しました。ダイバーシティにあふれ、インクルーシブな企業文化であることのメリットと体験談が共有され、これからもより良い環境を作るための提案が行われました。


スピーカーの紹介



Q:多様で包容的なチームのメリットはどんなところでしょうか?


アリーさん

日々創造性が刺激され、様々なインスピレーションが行き交うことが最も大きなメリットだと思います。例えば、私が以前担当していたプロジェクトでは、テスト業務の量がとても多く、いつも余裕のないスケジュールで行っていました。当時私たちが考えていた解決策は、人員の増員や勤務時間の延長をすることでした。しかしチームに入ったばかりのメンバーが、その当時のテストプロセスの効率の悪さに疑問を呈し、自分の経験をシェアして、新たな視点を産み、とても活発に解決策を議論してくれました。結果的には、残業なしで、予定よりも早くプロジェクトを仕上げることができました。このように、ダイバーシティに富んだ包容的なチームは、これまでも考えていなかった革新的な考えを生み出すことが多いと感じています。


上坂さん

私は、多様な文化や環境の中で働くと、とてもバランスの良い働き方ができると感じています。

今、私のチームには3か国の男女社員が在籍しています。プロジェクトが難航するときは、いつも時間をかけて根本原因を探っています。各メンバーが異なる意見を出し合い、必ずしも多数派の意見を採用するのではなく、少数派の意見も尊重し、最終的な決断の前に常に疑問を投げかけるよう心がけています。時間を投資してきちんと話し合い、いろいろな意見を聞いてから決めることが、最良の解決策だと思います。


Q: 多様な組織文化は、他にどのようなチャンスをもたらすと思いますか?


マギーさん

私は人材を惹きつける事に役立つと思います。私が就職活動をしていた当時、通信業界の大手が大量採用を行っていたため就職率は比較的良好で、私と同級生はそれぞれ複数の内定をもらっていました。しかし最終的にエリクソンを選んだ決め手は、当時の人事の方が答えてくださった私の質問への答えでした。私は「企業によっては、女性社員がキャリアアップの際にガラスの壁にぶつかると聞いたことがあります。エリクソンはどうなのでしょうか?」と質問したところ、人事の方が「エリクソンでは、性別・国籍・宗教などに関係なく、すべての従業員を平等に扱い、だれでも機会は平等です。」としっかりとした口調で答えてくれました。

その時から、エリクソンにはD&IのDNAが浸透し続けていると確信しています。これは、新たな人材を確保するためにも非常に有効的な魅力の一つだと思います。


ジーヒュンさん

皆さんがおっしゃっていたように、多様で包容的なチームは創造性に富んでいます。もう一つ挙げるとしたらリスク回避の可能性があります。異なる背景や経験が、知識・年齢・役割が違う人たちと共に交流することで、良い解決策が出てきます。


ジミンさん

私は、大きなチャンスが2つあると考えます。

1つ目は、アンコンシャスバイアスなどの固定概念を取り除きます。多様で異なるアイデアは、賛否両論で対立するよりも深く分析するのに役立ち、包容的な文化はすべての視点を尊重し受け止めることを可能にします。2つ目は、従業員のウェルビーイングの質を向上させることができます。『尊敬』『誠実』はエリクソンのコアバリューの一つですが、包容的なチームでは従業員ひとりひとりのアイデアや貢献度が忠実に評価されていて、組織で尊重されていると感じることができます。私を含め、多くのメンバーが長年エリクソンで働くことを選択した理由の一つはここにあると思います。


Q: さらにインクルージョンを向上させるため、何かご意見はありますか?


ジミンさん

聞くことを重視することです。私たちは常々、声を上げること(Speak Up)の重要性を説いていますが、聞く姿勢を持つことはコミュニケーションの基本です。私たちは、コミュニケーションを苦手としている人の話をもっと聞き、人や物事の見えない部分の変化にオープンな姿勢で接します。


上坂さん

違いはリスクではなく、新しいチャンスです。私たちは共に進化し、Win-winの状況を実現することができるのです。


マギーさん

意見一つ一つに良し悪しの差はなく、全員の考えが平等でユニークです。


アリーさん

ミーティングやグループディスカッションにおいて、最も静かでおとなしい人や、良い提案を持っているのに言い出せない新人メンバーなどが発言しやすい状況を作ることを忘れないでください。


ジーヒュンさん

オープンマインドで相手の立場から考えられるようになれば、そこから生まれる収穫があるはずです。


多様で包容的な組織は、従業員全員が個々の違いを受け入れあい、ポジティブな組織文化を促進することで自分自身を向上させることができる環境を作ります。これにより、社員は職場で自分の能力(スキル)を十分に発揮することができるようになるだけでなく、自分の意見を発言しやすく、個々の意見が尊重される良好な環境で働けます。

エリクソンにとってのD&Iは、チームビルディングの理念と指針の要です。多様で包容的なチームがパフォーマンスとイノベーションを促進し、もっと大きなビジネス価値を生み出すと信じています。エリクソンでは、独自のアイデアを持つことができ、自由に発言し、自分の違いをユニークさとして発揮できます。


本当の自分を発揮できるチームで働きませんか?エリクソンでは、積極採用を行っております。みなさまのご応募お待ちしております。



*スピークマイマインド: 自分の考えをオープンに話すこと


エリクソン・ジャパン株式会社

エリクソン・ジャパン株式会社

140年の歴史と世界180カ国の情報通信インフラで圧倒的シェアを持つグローバルカンパニー。インターネット通信の根幹を支える、現代の生活を支えるインフラの1つである公共性の高い会社です。 情報通信技術の分野をリードし、世界中のモバイル通信の約40%をエリクソンのネットワークが支えています。

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