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共感と信頼を持ってお互いを尊重する社風。毎日の仕事の中で成長する喜びと共に見つける自分のキャリア

エリクソンは全世界で快適なモバイル環境を提供する通信会社を技術的にサポートする企業です。日本でのお客様は主要大手通信会社で、エリクソンが提供するインフラ技術を介して私たちが普段使っているモバイル通信が行われています。

今回、日本で働く若手女性エンジニアの先輩社員にエリクソンでの仕事や、やりがい、社風について理系女子学生がお話を聞いてきました。そこで感じたエリクソンの魅力をみなさんにお届けします。



社員プロフィール


高橋さん

人間科学部 人間環境科学科卒。入社3年目。デジタルサービス・ジャパン統括本部 サービスデリバリー本部 コミュニケーションサービス2課に在籍

谷口さん

学芸学部 情報科学科卒。入社2年目。デジタルサービス・ジャパン統括本部 サービスデリバリー本部 カスタマーネットワークサポート2課に在籍


スウェーデンではエリクソンの社名が街の至る所に!社員の人柄に憧れて志望を決意


(学生)エリクソンは5Gなどの通信インフラを支える事業を展開している会社ですが、ビジネスモデルがBtoBなので学生にはあまりなじみのない会社かもしれません。エリクソンへ入社したきっかけについて教えてください。

谷口さん

大学時代スウェーデンに留学した時、初めてエリクソンを知りました。
スウェーデンではエリクソンの社名が至るところにあり、よく目にしていたんです。
そこでどのような会社か調べると、エリクソンが5Gなどを普及させている通信インフラの会社であると知り、興味を持ったのがきっかけです。
就職活動の面接では、お話した社員の方の雰囲気が自分に合っていると感じ志望を決意しました。


高橋さん

エリクソンのインターンシップに参加したことがきっかけです。
インターンシップの最終日にグループワークの発表があり、その時にエリクソンのマネージャーの方が大勢見に来てくださいました。
学生の発表に多くのマネージャーの方々が関心を持たれたことが嬉しくて、そのような社風が自分に合っていると感じ、志望を決意しました。


(学生)入社されて現在はどのようなお仕事をされていますか。


高橋さん

私は通信インフラシステムをお客様に提供するまでの導入部分を担当しています。海外で開発されたソフトウェアがお客様の環境で要求仕様通りに動作するためのカスタマイズ(設定変更)を実施します。
既に提供している機能や新規機能が正常に動作するかを検証し、その結果をお客様に報告して、最終的にお客様の装置に実装します。
私たちの仕事はプロジェクト単位で実行され、アサインされるプロジェクトによって役割が異なります。
現在私は「テクニカルコーディネータ」という役割についています。
テクニカルコーディネータの仕事は、プロジェクトマネージャーと共にエンジニアの視点からお客様に技術的なアドバイスをすることや、現場のエンジニアと協働してプロジェクトをリードすることです。


谷口さん

私は高橋さんたちが実装した後のシステムを支援するカスタマーサポートの仕事をしています。
システムが故障した場合やトラブルを起こした時に、窓口となって原因調査から復旧まで対応します。
トラブルが発生した箇所が、別のシステムにも影響を及ぼす場合もありますので、日頃からチーム内での情報共有を密におこない、有事にも迅速に対応できるよう心がけています。


重要な社会インフラの安定を担っている責任と仕事の面白さ

(学生)仕事をしていておもしろいなと感じることや、やりがいはどのようなところでしょうか。

谷口さん

カスタマーサポートの仕事はお客様のシステムトラブルを解決することです。しかし、問題を解決することは当たり前ですので、そこをゴールにしてはいけないと思っています。
もちろん、解決したときにはやりがいを感じますが、例えば対応の早さなどをお客様からお褒めいただいた時にはとても嬉しく感じます。
まだ2年目なので大きい達成感はこれからだと思いますが、普段私たちが当たり前に使っている通信インフラがどのような仕組みで成り立っているのかを業務を通じて理解できたことに面白みを感じています。



高橋さん
入社1年目はわからないことを勉強しながら仕事をしていましたが、3年目になると自分が主体的に動いて周りの人を巻き込みながら提案できるようになってきました。
次第にそのような場面が増えてきたことに自身の成長を感じます。
自分が中心となってプロジェクトを動かしていることが楽しく、自分が構築したシステムが世の中で使われていると思うと、とてもやりがいを感じます。
エリクソンは若いうちからいろいろ任せてもらえるので、成長のスピードも速く、多くの若手社員が様々な現場で活躍しているところを見ると、励みになります。


スウェーデンの習慣「フィーカ(FIKA)」で社内のコミュニケーションが円滑に


(学生)エリクソンの社風について教えてください。

高橋さん

外資系と聞くと皆さん実力主義で、「いつも激しい競争やノルマにさらされるのかな」とイメージしている人が多いかもしれませんが、エリクソンは違います。
「入社何年目でこれをする。これができなくてはいけない」など、決まっていません。
エリクソンでは、自分のキャリアは自分で作るという文化です。
「スピークアップ(はっきりと意思を表明する)」が重要視されており、自分がやりたいことや、興味があることを自ら言える人が活躍の場を広げる事ができます。
「将来的にこういう仕事をしたい」という思いを上司と話しておくことで、それを実現するためには何が必要なのか、どういう経験をした方がよいかなどを上司はアドバイスしてくれます。
どんどん自分の意思で動ける人は、エリクソンの魅力を最大限に活かしたキャリアを歩めると思います。


谷口さん

エリクソンにはお互いをリスペクトするという考え方が浸透しているので、誰にでも気軽に相談しやすく話しやすい環境だと思います。
上司はもちろんその上の上司にもチャットなどで気軽に相談できます。そういったカジュアルなコミュニケーションができるところが私は好きです。

エリクソンはスウェーデンの会社なのですが、スウェーデンには「フィーカ(FIKA)」と呼ばれる文化があります。フィーカとは甘いものを食べながらコーヒーを飲むという習慣で、リフレッシュを促しその後の集中力を高めるという考えです。
会社でもその習慣を取り入れており、仕事の間に同期やプロジェクトメンバーたちとフィーカをしてコミュニケーションを取っています。このような取り組みが話しやすい雰囲気を作っているのだと思います。


フィーカはインターンシップや社内イベントなどで開催されています。フィーカに参加することで、組織や立場に関係なく、カジュアルな話をしながら普段仕事では話さない人とコミュニケーションをとることができます。
こういった繋がりがあると仕事で困った時に気軽に相談ができ、とても助かります。
楽しみながらネットワークを広げることができるところが、エリクソンらしいと思います。



(学生)育児休暇など、ライフイベントに関わる会社のサポートはどうでしょうか。

高橋さん

育児休暇をはじめ長期で仕事を離れることが分かっている場合は、その期間を考慮した仕事がアサインされます。また、その期間の仕事は他の人がサポートしてくれるので、安心して休むことができます。


谷口さん

エリクソンは女性に加え男性の育児休暇取得率も高く、周りでも男性の社員で4ヶ月間、育児休暇を取られていた先輩がいました。普通に皆さん取得されているので、それが当たり前になっています。
また、長期の有給休暇も取りやすい環境で、まとまった休暇を取得し旅行などを楽しむ方も多いです。


英語でのコミュニケーション能力は重要。共感してもらうことの大切さ


(学生)エリクソンで活躍するにはどのようなスキルが必要でしょうか。ネットワーク系やシステム系の知識が必要でしょうか。

高橋さん

私は大学時代にプログラミングを勉強したことはありませんでした。入社した同期には情報系以外の専攻の方もいます。
もちろん、情報系の知識やバックグラウンドがあると、入社後役に立つと思います。技術的なスキルや知識は入社後のトレーニングや、実際に仕事をしていく中で身につけることができます。

自分で解決できない事があっても、周りに聞ける先輩や上司がいるので、相談しながら仕事をしていると自ずと知識がついてきます。
そのような技術的な知識よりも、海外のエンジニアとのやりとりや社内の資料などは基本すべて英語ですので、コミュニケーション能力が必要とされます。きちんと英語で伝えて、共感してもらうことが大切です。


(学生)英語でのコミュニケーション能力は学生時代にどのようにトレーニングしていましたか。

谷口さん

普段日本にいて大学の生活だけですと、なかなか英語で会話する機会というのは少ないと思います。
私は高校生の時に初めて留学をしたのですが、その当時は「Yes」と「No」しか言えず英語で何かを伝えるということが難しいと感じました。
そこで、大学では、毎日英語に触れる機会をつくるため、簡単な海外のアニメ映画などを見ながら英会話の学習をしました。英語に触れる機会を多く作ることを意識して取り組むとよいと思います。


(学生)今後の目標をお聞かせください。

高橋さん

人とコミュニケーションを取ることが好きなので、様々な人を巻き込みながら今よりも大きな組織をリードすることを任せていただける存在になりたいと思います。


谷口さん

私は海外のOpen Positionを活用して将来スウェーデンで働きたいです。エリクソンでは国内・海外問わず全てのポジションが公開されています。希望するものがあれば、自分で手を挙げてチャレンジできます。
今はその制度を利用してスウェーデンで働けることを目標に日々の仕事に取り組んでいます。



取材後記

高橋さん、谷口さんありがとうございました。取材をとおしてエリクソンの社風や、そこで働く社員の方がとても楽しく仕事をしていることが伝わりました。

自分から意思をもって行動することの大切さや、学生時代からできる英語のスキルアップ方法を知ることができ、これからの学生生活に活かしていきます。



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