【イベントレポート】理系女子就活応援イベント イリソ電子工業 2018年12月27日開催
2018年12月27日、イリソ電子工業株式会社で、理系女子就活応援イベント「理系×美容×就活」が開催されました。
その様子をレポートします。
イベントのプログラム
・会社説明
・オフィス見学
・メイクアップ講座
・懇親会
・ES添削会
・模擬面接
今回のイベントは、募集人数を超える応募があり、抽選となりました。幸運にも当選された理系女子学生10名が全国から集まりました。
このイベントでは模擬面接があるということもあり、皆さんリクルートスーツです。そのためか、いつもより少し緊張気味でスタートしました。
イリソ電子工業ってどんな会社?
まず、緊張をほぐすために、簡単なゲームをしてリラックスしました。
少し、緊張がほぐれたところで、まずイリソ電子工業がどんな会社なのか人事より会社説明をしていただきました。
皆さんは、イリソ電子工業の社名を聞いたことがありますか?
イリソ電子工業はB to Bの企業なので、普段、私達の生活の中では社名を聞くことは滅多にないと思います。
では、一体どんな会社なのでしょうか。
イリソ電子工業は、電子部品「コネクタ」の設計、製造、販売までを一環して行っているメーカーです。「コネクタ」とは、基板間に電気を通す役割を担う機構部品で、自動車やゲーム機器、家電製品などに欠かせない、重要な部品です。
国内、海外にはコネクターのメーカーは他にもありますが、そんな中、イリソ電子工業は車載分野に強みをもっており、EV,HEV車等次世代自動車の重要な役割を担う電子部品を開発しています。また、 海外への売上比率も80%と高く、国内外問わず世界中の自動車メーカーと取引があります。
今後は、車載分野以外にも、工場のファクトリーオートメーション化(工場の生産工程の自動化)の追い風を受けて、インダストリー分野にも力を入れていきます。安定して増収増益を続けていますが、今後も更なる成長が期待できる会社です。
参加学生からも「思っていた以上に海外での売上が大きいのに驚いた。」などという声も聞かれ、実際にイベントに参加してみたからこそ知ることができた情報や、気付きを得ることができたようです。
実際に働くオフィスや実験施設を見学
イリソ電子工業の技術職の勤務地は、本社所在地である、新横浜です。製造業では研究開発拠点は比較的首都圏以外にあることが多い中で、新横浜から徒歩で通える距離に勤務先があるというのはとても魅力的に感じました。
また、今回のオフィス見学では、実際に技術系の社員が働く姿を見ることができ、製品を評価する信頼性実験室も特別に見学させていただきました。
自動車に搭載される「コネクタ」は、以前はカーオーディオやナビシステムなど、自動車の「走る」「止まる」「曲がる」といった動作以外で使用されることが多かったのですが、電気自動車の普及に伴い、今ではモーター系やエンジン系など、人の命に関わる部分にも「コネクタ」が搭載されるようになりました。
そのため、必然とお客様から要求される水準も高く、高品質な製品が求められます。そのためには、過酷な環境化においてでも、一定の耐久性を保証する必要があります。
今回はそんなイリソ電子工業の製品の品質を保証している実験装置の見学が出来ました.
▼さすが理系学生。興味津々です。振動試験や環境試験等、様々な実験装置がたくさんありました。
▼オフィス見学では実際に働く環境を見ることができました。これは学生にとって、とても嬉しいですよね。社員同士の空気感だったり雰囲気を自分の肌で感じることができます。
女性社員を交えてのお食事会
お腹も空いてきたところで、お昼はイリソ電子工業で働く女性社員の方と一緒にお食事会です。
食事会に先立ち、設計、営業を担当されている女性社員の方に業務内容の紹介をしていただきました。
▼学生の頃は、「製品開発・設計と聞くと具体的に何をするのか、イメージしにくかった」という社員の方がご自身の就活で感じた経験から、学生にもわかりやすく具体例を出しながら仕事内容を教えていただきました。
▼仕事をする中でおとずれる大きな変化として、ライフイベントがあります。育児と仕事の両立やさまざまな葛藤、仕事へのモチベーション、気持ちの浮き沈みなど、自身の経験や体験を包み隠さず話して頂いた内容は、今後のキャリアを考える上でとても参考になりました。
▼女子社員を交えてのお食事会ではオードブルも女子風にアレンジしていただきました!
▼食事をしながらなので、リラックスした雰囲気で多くの女性社員と交流でき、いろいろ質問することができました。この頃になるとみんな緊張もほぐれていますね。
資生堂ジャパンの講師をお招きしてのメイクアップ講座
イベントタイトルにも入っている「美容」ということで、特別に資生堂ジャパンから講師をお招きして「フレッシャーズメイクアップ講座」を開催していただきました。
このコンテンツを楽しみにしていた学生も多いようです。
▼学生みなさんの「魅力」を引き出すようなメイクの方法を教えていただきました。
▼口紅を選ぶのも真剣です。カラフルな化粧品は見ているだけでも幸せな気持ちになりますよね。
▼メイクによる印象の違い、流行メイクとの違いなどを教わりました。参加した学生の間でも「前とぜんぜん違う!。こっちのほうが明るく見える。」という声も上がり、とても盛り上がりました。
本番さながらの模擬面接と自己PR添削
メイクもバッチリとなったところで、模擬面接と自己PR添削のスタートです。
模擬面接は個別面接を想定しています。面接は1人ずつ行いますが、自分の携帯で実際に自身が面接を受けている様子を次に待つ学生が動画撮影しました。(希望者のみ)お家に帰ってから、自分の受け答えやその時の表情や姿勢など振り返ることができるのはいいですよね。
模擬面接後は、面接官が採点したチェックシートを用いてフィードバックを行いました。
面接が終わった学生からは「とっても緊張した。」「全然自分ができてない事がこの時期に分かって、良かった、これが本番だったらと思うとゾッとする。」「今失敗しておいて良かった。」など、緊張しながら初めて挑む面接で、いろいろ気づきがあったようです。
ここでの経験がきっと本番の面接に役に立つことでしょう。
▼待機室では、面接の待機時間を利用して、学生から事前に提出していただいたESを人事が添削していきます。
なかなか自分の考えや思いを文章にするのは難しいですよね。実際、学生に詳しく話を聞きながら掘り下げてみると文章には書かれていない新たなアピールできるポイントがいくつも出てきました。
▼また人事からは、自己PRの書き方などプチ講座を開いていただきました。
▼イベント終わりには、頭を使ったご褒美に甘いデザートをいただきました。横浜と言えば「ゴマ団子」とても美味しかったです。
いかがでしたでしょうか。
このイベントは、企業の説明重視ではなく、学生さんの立場に立って、学生さんに有意義な情報を与える会にしたいというイリソ電子工業さんの想いで開催されました。
その想いが伝わり、イベント自体もとても充実した内容で、参加した学生にはとても満足していただきました。
「今回参加して本当によかった。就活に向けての準備がまだまだ足りないことを実感でき、やるべきことが分かった。」
「働く現場を実際に見ることができ、とても雰囲気の良い会社だと思った。」など嬉しい声が聞こえて来ました。
イリソ電子工業さん、素敵なイベントを開催していただき、ありがとうございました。
イリソ電子工業では、今年もイベントを開催しております。ぜひご参加ください!