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クラシエフーズ(株)『ねるねるねるね』長年愛される秘訣を大解剖!

『ねるねるねるね』を取材したい!

『ねるねるねるね』

この商品名はみなさんご存知ですよね!「ねっておいしい、ねるねるねーるね」

きっと子供の頃に1度は食べたことがあるのではないでしょうか?

そういう私も『ねるねるねるね』が大好きで、大学生になった今でも月2回ぐらいは食べています。

「なぜ、色が変わるんだろう?」「なぜふくらむんだろう」と子供の頃、不思議じゃなかったでしょうか?

これは、phによって色が変わる「色素の性質」を利用しています。

楽しみながら学べる「知育菓子®︎」を展開し長年愛され続ける秘訣を是非取材したいと思い、クラシエフーズ(株)マーケティング室 菓子グループの津田さんにお話を伺いました。

 

『ねるねるねるね』が誕生したきっかけは?

 

『ねるねるねるね』が誕生したきっかけをお聞かせください。

津田さん:商品開発当時、弊社では子供向けの粉末ジュースを発売していました。

粉を水で溶かすと、シュワシュワしたコーラーのような飲み物になるものです。

この商品をきっかけに、粉を使って何か子供向けに楽しんでもらえるものはできないかと考え始めました。

そこで、当時の商品開発担当者は、子供をとにかく観察しました。

ある時、子供が公園の砂場で、一心不乱に土を練ったりこねたりしている様子から、その楽しさを自分の手を動かして感じられるお菓子を作ろうと思ったことがきっかけと聞いています。

 

消費者である子供を観察することで生まれた商品なのですね!

「知育菓子®︎」に込められた思い

 

『ねるねるねるね』は遊びながら、楽しみながら、作ることで自然と成長に必要な力が身についていくお菓子「知育菓子®︎」としても有名ですよね。

「知育菓子®︎」としてお客様からの反響はいかがでしょうか?

 

津田さん:お客様からの反響は大きいです。特に子供の夏休みの自由研究に使用したという声は多く頂きますね。

実は、『じっけんねるねる』という商品があるのですが、この商品は小学校の先生と一緒に商品開発を行いました。

色が変わるしくみ、ふくらむしくみを実験できるようになっています。

また、同封されている「実験ノート」の構成は小学校の先生からのアドバイスをいただきながら、作り上げました。

この商品は、実際に小学校の授業にも使われているのですよ。

また自宅で実験した後に、パッケージのQRコードから「発表シート」をダウンロードして記入し、夏休みの自由研究として発表することもできるようになっています。

他にも「おえかきグミランド」では色の仕組みや三原色を学んだという声も多く寄せられています。

 

青(ソーダ味)と赤(グレープ味)を混ぜると紫色(グレープソーダ味)に変化するように、このお菓子では粉に青・赤・黄色の3色を混ぜることでおえかき感覚でいろんな色や形のカラフルなグミを作れるようになっています。色だけでなく、味の変化も学ぶことができる「知育菓子®︎」の中でも好評の商品です。

小さいお子さんは、幼稚園で色水混ぜを行なって、三色の原理を学ぶ時期ですが、親御さんからは商品で最初に学んだという声や、教科書は普段そんなに真剣に読まないのに、この商品の説明書は真剣に読み、作り方を学びましたという声をいただいています。

 

子供たちは楽しみながら創造力や好奇心、探究心を向上することができるのが「知育菓子®︎」の魅力ですね。

また、「知育菓子®︎」には保存料や合成着色料を一切使用していないというのは本当でしょうか?

 

津田さん:本当です。安全で安心して食べられることを大切にしており、天然の色素を使用しています。

 

着色料については、赤キャベツなどの野菜やクチナシの色素をはじめ、安全が確認されている着色料を使用しており、合成着色料は使用しておりません。
「ねるねるねるねブドウ味」の色の変わる理由は、pHによって色が変化する「色素の性質」を利用しているからです。この色素は「アントシアニン系色素」と呼ばれ、酸性、アルカリ性のものを混ぜると色が変化するという性質をもち、赤キャベツやブルーベリーなどにも含まれております

引用:ねるね研究室

 

これならお子さんも安心して召し上がれますね!

 

今年で30周年!実は6年前にブドウ味が変化していた!

発売30周年を迎えた『ねるねるねるね』ですが、販売当初こそ大ヒットしたものの、

その売上は徐々に下がり、実は、販売存続の危機もあったそうです。

そんな中、売上を見事V字回復させ、再び大人気の商品となったヒミツをお聞きしました。

見事売り上げをV字回復させた戦略をお聞かせください。

現代の子供が『ねるねるねるね』をどう捉えているのか改めてみんなで全ての見直しに取り組んでみました。

それまで『ねるねるねるね』は社内で大きな存在であり、長年続いている商品で9割近くのスーパーで販売されていた状態だったため、一から商品を見直すことはしてきませんでした。

そこで、商品名はこのままでいいのか、パッケージはどうか、今の子供は作るというのが面倒だから買ってもらえないのではないか。など商品について一から見直してみるという取り組みを1年近くかけて行いました。

この取り組みが、とても重要だったと考えています。

味やパッケージを変更されたのでしょうか?

『ねるねるねるね』で昔から圧倒的に売れている味は「ブドウ味」なのですが、実は6年前に一度味を変えているのです。

実際に『ねるねるねるね』を食べていただいているお子様の様子を伺うと、「酸っぱい」という反応が見受けられました。

調査してみると、例えば、学校の給食で使用されるマヨネーズは市販のマヨネーズよりも酸味を抑えているようで、他にも某会社のグレープジュースも近年酸味を抑えているということが分かりました。

そこで、「酸味を苦手とするお子様が増えてきているのではないか」という仮説を立てて、

甘味を増やした『ねるねるねるね』で消費者テストを行ったところ、支持されたため、味の変更を行いました。

 

パッケージも大きく変更しています。

現代の子供たちは、スマホで写真をとったり、動画を見たりなどビジュアル慣れをしており、昔よりリアルなものを見ていると考えました。

想像しながら作る楽しさもありますが、パッケージで出来上がりやトッピングなど、リアルな写真を見せる方が良いと判断し今のパッケージになりました。

これが大きなターニングポイントとなり、はじめは”謎”が売りでしたが、リアルな状態を見せる方向へとシフトしました。

 

つまり消費者の目線に立つという原点に立ち返り、売り上げを回復させたんですね。
ただ、子供達の’ねるねる’することに対する好奇心は昔も今も変わっていないそうです。
津田さんが、「誰よりも5歳児の気持ちがわかる」と誇らしげにおっしゃっていたのが印象的でした。

 

今後の商品展開について

 

 

昨年11月に発売された「パーティねるねる」 

津田さん:ブランド自体をどうしていきたいか考えたときに今年で30周年ということもあり、今までにやったことのない企画をしようと思いました。

Youtubeなどではとても大きなボウルで『ねるねるねるね』を作って、みんなで盛り上がっていただいている様子がアップされています。そこで、みんなで楽しめるように商品化しました。

また、『ねるねるねるね』とはまた別で『ポッピンクッキン』というシリーズを展開しています。

 

子供がお店屋さんごっこやごっこ遊びをなりきって体験できる商品になっています。

私たちは、子供にとってお菓子やおやつの時間は大切だと考えています。

大きくなると友達と外で遊んだり、ゲームで遊んだりいろんな選択肢がでてくると思うのですが、それでも、おやつの時間はとても楽しい時間だと思うので、ただ食べておなか一杯になるだけでなく、自分の手で作り食べるたのしさと出来上がる嬉しさを味わっていただけたらと思っています。

 

 

子供に楽しんでもらいたいという純粋な気持ちから、面白い商品を作り続けるクラシエフーズさん。長く愛される秘訣はこういう思いだったのですね。

今後の商品展開にも注目していきたいです。

今回は取材にご協力いただきまして本当にありがとうございました

 

RIKEJO CAFE スタッフ

RIKEJO CAFE スタッフ

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