実はあなたももう既に利用していた?!G空間とは
みなさん“G空間“という言葉ご存じですか?
実は私たちの身近にあるものだったんです。
今回はそんな“G空間”についてご紹介します。
そもそもG空間とは?
「G空間(情報)」とは、将来が期待される重要科学分野の一つである
「地理空間情報技術」(=Geospatial Technology)の頭文字のGを用いた、「地理空間(情報)」の愛称です。
と言われてもピンとこない方もいらっしゃると思うので、
実際にG空間=地理空間(情報)がどのようなものに利用されているのか具体例をあげてご紹介していきます。
地図や経路案内のアプリ
私たちの身近なものでの実用例として、スマートフォンなどで利用している地図や経路案内のアプリがあげられます。
多くのアプリでは現在の位置情報や、地名や住所を入力するだけでその場所の地図が表示されます。
行きたい場所への経路を探す際にもよく利用されるツールの1つです。
地図が読めなくても自分が向いている方向や利用すべき交通機関などが分かるため、とても便利ですよね。
ではいったいアプリのどの部分にG空間が利用させているのでしょうか?
G空間では地理情報システムと呼ばれるGIS(Geospatial Information System)を利用し、位置や空間に関する情報についてコンピュータを用いて重ね合わせ、情報の分析・解析や情報を視野的に表示することが可能です。
アプリで現在地や地上図を示すなどすべての機能部分においてG空間が用いられていたのです。
マップ上に飲食店や大学名などの建物の情報が表示されるのも、G空間の持つ電子地図データとさまざまな情報を関連付け、地図上に表示し、検索や分析を行うシステムが用いられていたからなのです。
ポケモンGo
他にも活用例として、今年大ブレークしたスマートフォンアプリ ポケモンGO
これを聞くとG空間に親しみを抱く方も多いと思います。
私も一時期かなりはまり、お台場までポケモンを探し行ったものです。
なんとなくG空間がどのようなものか知っていただけたでしょうか?
もっと知りたい方はこちら↓↓
http://g-expo.jp/gspace/index.html
G空間EXPO2016 Geospatial EXPO 2016 Japan 日本科学未来館 11月24・25・26 3日間開催!!
地理空間情報は、様々な分野に利用され、あらゆる規模の企業で重要な意思決定の支援に使われています。地理空間情報と、他の様々な情報を相互に組み合わせることで、大きな付加価値を見出すことが出来ると近年注目を集めています。
そんななか、今月末、地理空間情報高度活用社会(G空間社会)の実現へ向けて、地理空間情報と衛星測位の利活用を推進するイベントが開催されます。
「G空間EXPO2016 Geospatial EXPO 2016 Japan」
日付:平成28年11/24(木),25(金),26(土)
時間:10:00~17:00
場所:日本科学未来館(東京都江東区青海2丁目3-6)
対象:児童生徒から社会人まで幅広い層
入場料:無料
主催:G空間EXPO2016 運営協議会、他
公式URLサイト: http://www.g-expo.jp/
G空間情報に関する身近なサービス・製品や最先端の技術についての展示、講演・シンポジウム、体験イベント等が行われ、一般の方々にそれらを知ってもらいサービスの高度化・発展が目的とされています。
G空間EXPOは過去にも開催されていて、今年で6回目の開催です。
今年の見どころは、
一般の方も参加ができる屋内位置情報サービス実証実験「屋内測位×IoT(センサーで取得した情報をクラウドにアップし人口知能により判断し行動が指示される機能)」の開催や、
今年ホットなNHK大河ドラマから「真田丸と大坂の陣の実像−絵図・地図・航空写真から城を復元する−」の講演開催など。
ほかにも注目度大なさまざまなコンテンツがもりだくさんです。
みなさんも今大注目のG空間についてもっと知ってみませんか?
ぜひ、ご来場ください。
RIKEJO CAFEも当日取材します!!