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ヤフーで働く魅力を発見!おしゃれなオフィスで活躍中の女性社員さんにお話を伺いました

今回はYahoo!検索や、Yahoo!ニュースでおなじみのヤフー株式会社さんを取材しました。

理系女子学生が、ヤフーさんで活躍中の女性社員さんに会社のこと、お仕事のことについてお話を伺いました。その様子をレポートします。

座談会参加メンバー

 

学生 

 さき :早稲田大学 先進理工学部 電気・情報生命工学科 3年
 もえ、まなみ :筑波大学 生命環境学群 生物資源学類 3年

ヤフー株式会社

   Nさん エンジニア 2013年入社 学生時代は情報科学部でJavaベースのプログラミングを勉強し、食物連鎖などのシミュレーションをしていた。

 Sさん :デザイナー 2015年入社 学生時代は環境情報学部で2つの研究室に所属し「ソーシャルメディアのネットワーク論」や「パターン・ランゲージ」ということを、研究していた。

 Uさん :企画 2012年入社 学生時代は環境情報学部に所属しマーケティングやWebマガジンの研究など文理問わず幅広く勉強をしていた。「広告やパッケージを人が見た時にどのような感情を抱き、それがどのように購買意欲につながるか」ということを研究していた。

 

こんな素敵な場所で開催しました。

可愛いカフェ風のお部屋、何をする場所だと思いますか?

実は、ヤフーさんが外部の方と打ち合わせをするミーティングスペースなのです。

このフロアーにはこの様な可愛いカラフルな部屋や大人っぽい落ち着いた部屋などデザインの異なる空間があります。

 

今回はその一角にあるソファー席で座談会を行いました。

ヤフーではどんな仕事をしているの?

学生:早速なのですが、現在どのようなお仕事をされていらっしゃいますか。

エンジニア

Nさん:

私は、入社時よりYahoo!不動産のサービスに携わっており、現在、サービス部門内で2016年に発足した「データサイエンスチーム」に所属しています。

ここでは、課題の可視化や定量化を行い、数値を分析することで解決策や施策を検討し提案しています。

例えば、新築マンションの物件に対し、お問い合わせ(資料請求)をされたお客様の特徴を分析してレポーティングしています。

学生:特徴を分析すると言うのはどのようなデータを見ているのでしょうか。

Nさん:

ヤフーでは検索、地図、路線情報など、様々なサービスを提供しています。ですので、該当するサービスだけではなく、複数のサービスを横断してデータを分析することができます。

先ほどの例ですと、資料請求された方は、どの様な情報を検索する傾向にあるのかといった情報を分析しています。また、物件の種類や地域、価格など様々な切り口でも分析を行なっています。

学生:なるほど。多くのサービスを展開しているヤフーさんだからこそできるデータ分析ですね。

 

デザイナー

 

Sさん:

私が担当しているサービスは複数ありますが、直近ですとYahoo! BBの入会キャンペーンページの作成や会員の方のサイト改修を行いました。サイトの改修というのは、既存サイトのアクセス数などを解析しながら、配置やデザイン、内容などを変更する仕事になります。

サイトの作成では、デザイナーが関わるフェーズは3つあります。

1. ボタンの配置やテキストなど、どこに何を設置するかを決める設計フェーズ

2. 具体的な色や形などグラフィックデザインソフトを使ってビジュアルにおこすフェーズ

3. HTMLやCSSなどでコーディングをするフェーズ

これらのフェーズを全て担当するデザイナーもいれば、得意な分野を極めているデザイナーもいます。

学生:例えば、ページやボタンなど作成するまでにどれくらいの期間がかかるのでしょうか。

Sさん:

目安としてボタン1つですと大体30分程、バナー作成だと2時間位ですね。

ページのデザインなど大掛かりな作成となると、プロジェクト内レビュー(客観的にみて意見をもらう)を2~3回実施するため、3日から4日はかかります。

シンプルなWebサイトを1つ立てるには2週間〜3週間くらいですね。

企画の仕事

 Uさん:

私は、Yahoo! JAPANアプリを分析する仕事をしています。

「Yahoo! JAPANアプリをたくさんの人に使ってもらうにはどうしたら良いか」

「新しく追加した機能の利用率を上げるためにはどうしたら良いか」

といったことを、ログデータを解析してサービスの改善につなげる仕事をしています。

例えば最近まで携わっていた仕事として、Yahoo! JAPANアプリ/Yahoo! JAPANスマホ版トップページのタイムライン分析があります。

デザインなど見た目やUIだけではなく、例えば、「若い女性がどのような記事を好んで見ているのか」といった、コンテンツの内容も分析しています。

また、新しい機能をアプリに追加する際には、アプリの企画段階で「どのようなデータを取得できると改善につながるか」ということを考え、取得するデータの種類や方法、データの抽出や可視化について労力をかけないで行う方法をあらかじめ話し合って決めています。

ヤフーに入社を決めたきっかけは?

学生:多くの企業がある中でヤフーさんに入社を決めた理由を教えていただけますか。

Sさん:

私は情報格差について昔から興味がありました。

例えば、ネットショッピングは高齢者の方や交通の不便な地域に住まれている方などに利用メリットが大きいサービスです。

しかし、実際それらをお使いいただきたい人になかなか情報が行き渡ってないということに問題意識を持っていました。

ヤフーのサービスは利用者も多く広い影響力を持っているので、この様な情報格差の解決をデザインで手伝いたいと考え、ヤフーに入社しました。

 

Nさん:

私は自社サービスを持っているWeb会社に限定して就職活動を行なっていました。

その背景として、プログラムが楽しく好きだったこと、学生時代に文化祭の運営を経験し、たくさんの人と関わりながら安全に楽しむことができる企画をすることがとても楽しかったことがあります。

プログラミングをしながら、多くの人と楽しいことを作っていきたいと考え、自社のサービスを持っているWeb会社に決めました。

その中でヤフーを選んだ理由の一つは提供するサービスの多さです。

ヤフーは複数のサービスを提供しているため、特定のサービスに限定せず自分の可能性を広げる意味でも、とても魅力を感じました。

 

Uさん:

学生時代にWebマガジンをしていた時に、インターネットでの表現は紙やテレビといったようなマスメディアより自由度が高いと感じました。

例えば、紙でのサービスは何か物や製品を購入した際に手に入れることが多いですよね。インターネットですと無料のサービスが多いため、誰にでも見てもらうことができます。そこにとても価値を感じました。

ヤフーの中でキャリアチェンジは可能?

学生:ヤフーには多くのサービスがあり、組織はサービス毎のカンパニー制になっているとのことですが、「他のサービスに携わりたい」「違う職種にチャレンジしてみたい」といったような要望は叶うのでしょうか。

Uさん:

希望が100%実現するとは言えませんが、ヤフーには様々な制度や研修があり、キャリアチェンジやスキルアップができるようになっています。

私は入社当時、広告の部門にいました。そこでは、スポンサードサーチ(Yahoo! JAPAN上で検索をした際、その検索キーワードに応じて、検索結果ページに表示される検索連動型広告)の分析を担当していました。その後、ニュースアプリの部門に異動しました。

この時に利用したのが「全社公募制度」です。

私は、いつかアプリの分析もしてみたいと考えていたため、「Yahoo!ニュースアプリの企画担当」の全社公募に自ら志願しました。

広告からサービスにこのような制度を利用して異動した方もいれば、その反対もいます。ヤフーは自分のやりたいことがあれば、自ら声を上げることで実現することができる会社です。

 ヤフーのここが好き!

学生:ヤフーさんには様々なユニークな制度がありますが、実際に利用されてこれが良いという制度はございますか。

どこでもオフィス

Uさん:

「どこでもオフィス」は社員の多くが活用しています。現在月5回まで、連絡がつけば普段のオフィスでなくてもどこで仕事をしても良い制度です。

また、紀尾井町オフィスの社内はフリーアドレス制になっていて、どこのフロアーで仕事をしていても構いません。

学生:階もバラバラなのに上司の方はメンバーがどこにいるかどのように把握されているのでしょうか。

Uさん

特に上司に「今日私は○階のここにいます」といったような申告はしません。社内のWi-Fiを利用して誰がどこにいるかアプリで確認できるシステムがあるので、人を探す必要がある時にはそのシステムを利用しています。

ですので、どこにいてもあまり困りませんね。毎日周りに知らない社員さんが座っていることもあるのですが、お昼に今日のカフェのメニューや混雑具合を聞くなど、軽くコミュニケーションを取ることもあります。

また、社内には2つのカフェと社員食堂、人工芝や畳が敷いてあるスペースなどもあるため、気分転換しながら仕事ができるのは魅力ですね。

社内の様子

フリーアドレスのオフィス。テーブルがジグザクになっているのでコミュニケーションが取りやすい。

 人工芝や畳が敷かれたスペース。

 

集中したい時には1人用のブースを使用します。

こちらは社外の方もお使いいただけるおしゃれなレストランにあるビュッフェスタイルの料理をのせるテーブルは、よく見るYahoo! JAPANの!(ビックリマーク)の形になっています。

 

 自由な勤務形態

Sさん:

私は実家から通勤しているのですが、「どこでもオフィス」を利用して在宅で勤務する日をつくっています。

そのことで、通勤時間の短縮になるのはもちろんですが、家族とのコミュニケーションをより取れるようになり、とても気に入っています。

また、ヤフーはフレックスタイム制の勤務です。コアタイム(かならず就業する時間)は10:00-15:00です。

私はディズニーリゾートが好きなのですが、季節のショーやイベントの初日などにはこの制度を利用して15時に退社することもあります。

仕事とプライベートを両立させながら働くことができるところが気に入っています。

Uさん:

私も好きなアーティストのコンサートがある時には15時で退社していますね。

学生:オンとオフを切り替えながら集中して仕事ができる環境や制度が整っているのですね。実際に働いている社員さんからお話を伺うことで、制度があるだけではなく、みなさん利用されているということがわかりました。

また、今回、仕事内容などをわかりやすく説明していただいたので、どのような仕事をされているのか、イメージすることができました。

こんな素敵なオフィスや働きやすい環境でいつか働いてみたいです。

今日はお時間いただきありがとうございました。


私たち学生が感じたヤフー・ジャパンさんの魅力

今日、私たちが企業訪問を通して学んだこと、感じたことです。

ヤフーは、検索、ニュース、ショッピング、オークション、地図、金融、不動産、路線情報など100を超えるサービスを提供しています。

このことにより、様々なサービスを横断した分析ができるところが強みであり、他社が持っていないデータを持っているからこそ、新たな戦略や事業が展開できるのだなと感じました。

また、仕事の面では、活躍できるフィールドがたくさんあり、やりたいことを実現できる制度や働きやすい環境が整っています。

現在、ヤフーのアプリは累計4億8千万以上ダウンロードされていて 企業でのアプリ提供数でいうと国内No.1※です。※ 出典: App Annie Index: 2016年アプリ市場総括レポート(iOSとGoogle Playの合計)

ヤフー株式会社が誕生してまだ21年とのことなので、企業の成長のスピードにも驚きました。

「課題解決エンジン」をミッションに様々な事業を通して多くの人の課題解決にスピード感を持って貢献できることがヤフーさんの魅力だなと感じました。

ヤフー株式会社様取材にご協力いただき、ありがとうございました。

企業概要

企業名 ヤフー株式会社
主な事業内容 インターネット上の広告事業
イーコマース事業
会員サービス事業 など
本社所在地 東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
設立年月日 1996年1月31日
従業員人数 5,826人(2017年3月31日現在)
平均年齢 35.8歳(2017年3月31日現在)
HP url https://about.yahoo.co.jp/

 


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